エクアドル
ガラパゴス諸島 Galapagos †
- 「進化論」のヒントを与えた太平洋上の自然の楽園。
- エクアドル本土の西約900km沖合いに位置する大小約20の火山島で構成される。
- 大陸とは隔絶された環境で、天敵になるような大型の動物もいなかったため、各島で独自の進化を遂げた動物の固有種が存在する。
- 諸島の名の由来となったゾウガメをはじめ、リクイグアナとウミイグアナ、口ばしに変化が見られる小鳥ダーウィンフィンチなどが有名。
- ユネスコの世界自然遺産に登録されている。
- チャールズ・ダーウィンが乗った測量船ビーグル号は1831年12月にイギリスのプリマスから出航し、南米各地に寄港。マゼラン海峡を経て1835年9月に現在のサン・クリストバル島に到着し、1か月余り滞在した。ダーウィンはこの島で観察した動植物相から生物の進化を着想し、後の『種の起源』の出版へと繋がった。彼が持ち帰ったゾウガメは2006年まで生存している。
- 最大の町はサンタ・クルス島のプエルト・アヨラ。すぐ北に空港のあるバルトラ島があり、観光の拠点となっている。もうひとつの空港があるサン・クリストバル島の町は小さく、そのままクルーズ船に乗り込むパッケージツアーが主に利用する。
- 現地では様々なタイプのクルーズ船が就航しており、船中泊をしながら周辺の島を巡る。上陸に際しては資格を持ったナチュラリストの指示に従うことが義務付けられている。kbt