[[カナダ]] 交通事情 *日本からのアクセス [#ye6fd677] 日本からカナダへの直行便は、バンクーバーとトロント行きのみである。~ バンクーバーへは成田からエア・カナダ(AC)と日本航空(JL)、中部と関西からはエア・カナダ便が就航。トロントへは成田からエア・カナダのみが就航している。エア・カナダ便は全て全日空(NH)との共同運航便となっている~ *カナダ便の特徴 [#p86c521c] -夏期と冬期では運行されている便数が大幅に変わる~ 今までの例では、成田発トロント行きのAC便は、冬期は週2便だったが、4月からはデイリーとなった。バンクーバー行きは成田発のJL便が週4便(うち2便の最終目的地はメキシコシティ)がデイリーに、AC便も週2便がデイリー運航となる。中部国際空港からは週3便。関西空港からは週3便がデイリー、ピーク時にはダブルデイリーとなる。~ 今後、燃料の高騰や旅客数の変化により、頻繁に運行回数が変化することが予想される。~ ~ -繁忙期には直行便の座席が非常に確保しにくい~ 日本からカナダへの旅行者は限られた繁忙期に集中するため、出発日、帰国日を特定すると国際線の座席が確保しにくい。特に週末にかかるものは難しい。~ ~ -アメリカ経由やソウル経由も考慮する 便数や運賃上のメリットから、アメリカや韓国などの都市を経由してカナダに入国することは直行便数より輸送量が多いため、乗り継ぎや所要時間のロスがあっても、現実には非常に多く利用されている。~ また、地方発の場合はソウル経由の方が利便性が高いのでさらに人気が高い。 大韓航空(KE)がバンクーバーとトロントに、スターアライアンス加盟のアシアナ航空(OZ)がバンクーバーへエアーカナダ(AC)との共同運航便を運行している。~ *カナダの鉄道(VIA) [#re6c21df] カナダ国内を網羅している~ **レイルパス [#ye175f0d] -キャンレイル・パス~ 大人(25〜59歳)、ジュニア(^24歳)&シニア(65歳〜)~ ハイシーズン、オフシースンに分かれている~ 有効期間30日以内に12日間.通用、3日以内延長可~ コンフォートクラス乗り放題に加えて一部バス路線にも乗車可能。有効期間30日以内で12日間通用する。現地で追加料金を払えば3日間延長可。料金はハイシーズン、オフシーズンで異なる。~ ~ ~ (旅客路線)~ 車窓からの雄大な景色を見ながら移動する鉄道の旅も人気がある。~ VIA鉄道(VIA Rail Canada)は、カナダ国営の旅客サービス鉄道会社。座席は「コンフォートクラス(エコノミークラスの新名称)」と「ファーストクラス(路線によって愛称が異なる)」があり、長距離路線のファーストクラスは寝台車になる。 ~http://www.wcs.ne.jp/via/ ~ **カナディアン号The Canadian [#u911e82a] 全長4424km、バンクーバー〜トロントを3泊4日で走破する、ロシアのシベリア横断に次ぐ世界第2位の長距離列車。週3便運行。~ 主な途中停車駅は、カムループス、ジャスパー、エドモントン、サスカチュワン、ウィニペグ、シュールックアウト、サドバリージャンクション。~ 東行き:バンクーバー(火、金、日17:30発)〜ジャスパー(水、土、月11:00着、12:20発)〜トロント(金、月、水20:00着)~ 西行き:トロント(火、木、土9:30発)〜ジャスパー(木、土、月14:05着、15:30発)〜バンクーバー(金、日、火7:50着)~ バンクーバー〜ジャスパーの区間が多くのツアーで使われている。~ どちら側から向かっても、1泊2日の行程となる。食堂車が連結されていて、サービスも評判がいい。~ 『シルバ−&ブル−クラス』と呼ばれるファーストクラスは、2段ベッドもしくは2人用個室、1人用個室の寝台車を利用する。展望席やラウンジのある専用車両も利用できる。~ コンフォートクラスの場合は、リクライニングの座席で眠ることになる。~ **コリドー号 Corridor [#u80f37cf] 東部近距離特急~ ケベック・シティ、モントリオール、オタワ、キングストン、トロント、ナイヤガラ・フォールズ、キッチナー、ウインザー~ 各都市発毎日2〜8便運行~ カナダ東部の主要都市を結ぶ鉄道。メープル街道沿いを走る。最新の車両が投入されており、乗り心地はよい。ファーストクラスの愛称は、「VIA 1クラス」。~ 主な路線は、ケベックシティ〜モントリオール、モントリオール〜オタワ、モントリオール〜キングストン〜トロント、オタワ〜キングストン〜トロント、トロント〜ウインザー。~ ケベック〜モントリオール:所要約3時間、モントリオール〜トロント:所要約4時間30分。~ **シャレール号 [#rd6b6c3a] モントリオール〜ガスペ 週3便運行~ **オーシャン号 VIA Rail The Ocean [#hc787082] モントリオール(19:00発)〜シャーニー(22:30着)〜モンクトン(翌11:30着)〜ハリファックス(翌16:10着)~ 週6便運行。~ モンクトンからは陸路でプリンスエドワード島へ行くことができる(現地バス会社利用)~ ファーストクラスの愛称は、「イースタリークラス」~ **スキーナ号 VIA RAIL The Skeena [#xce1fb45] ジャスパー〜プリンス・ルパート 週3便運行~ プリンス・ルパート(日・水・金8:00発)〜プリンス・ジョージ(20:10着、翌8:30発)〜ジャスパー(16:45着)~ 週3便運行。~ もともとは郵便列車だったルート。1泊2日で、途中駅のプリンス・ジョージで下車し、ホテルに宿泊する。宿泊代は鉄道料金に含まれないので、別手配が必要。ファーストクラスの愛称は、「トーテムクラス」。~ **マラハット号 [#cb371dbd] ビクトリア〜コートニー 毎日1便運行~ **ハドソン・ベイ号 VIA Rail The Hadson Bay [#mf9ac755] ウィニペック〜チャーチル 週3便運行 ~ ウィニペグ(20:45)〜チャーチル(翌々日8:30)~ 週3便運行(ウィニペグ火・木・日発、チャーチル火・木・土発)。2泊3日。~ オーロラで有名なチャーチルまで1600km。~ **ロッキー・マウンテニア号 Rocky Mountaineer Railtours [#x9aba624] ロッキー・マウンテニア・ツアーズ社が観光用の列車を走らせている。~ 1泊2日だが、日中だけ走り、途中カムループスでホテルに宿泊する。~ バンクーバー発7:30、カムループスで1泊したのち、ジャスパー行きとバンフ経由カルガリー行きに分かれる。どちらか片道の利用もできるし、往復利用する場合には別々の駅から乗車することもできる。~ ~ **メイプルリーフ号 Amtrak/VIA Rail Maple Leaf [#x83da56a] (カナダ・アメリカ間の国際列車)~ ニューヨーク(ペンシルバニア駅)〜トロント(ユニオン駅)~ 途中、ナイアガラフォールズのアメリカサイドの駅に停車する。~ ニューヨーク発7:15、トロント着19:44/トロント発9:30、ニューヨーク着21:45 *長距離バス~ [#bf0dc8d1] ~ *レンタカー [#ca074cf2] **レンタカーを利用する際の留意点 [#jf6275c7] -旅券と国際免許証、クレジットカードが必要。~ -25歳未満は利用できない。~ -予約は早めに日本でしておいた方がよい。コンベンションなどの時には空きがなくなる。~ -できれば日本でレンタカー用保険に加入しておいた方がいい。~ -現地で借りる場合には、掛ける保険がどこまでカバーしているか確認する。自分の車の保険はカバーしても対人、対物、同乗者には掛かっていないことが多い。~ -返却するガレージの営業時間が何時までなのかを確認。~ -乗り捨てできる車種とできないものがある。~ -走行する地域の地図を準備する。~ -アメリカ同様右側通行。~ -ケベック州以外では赤信号でも右折できるが、いったん停止をしなくてはいけない。~ -ほとんどがオートマチックなので、マニュアルを手配するのは難しい。~ -道路標識はマイルとキロ(km)表示の併記とキロだけの表示もある。(アメリカはマイル)~ -エンジンを起動すると自動的にヘッドライトがつく。~ -返却直前のガソリンスタンドで満タンにする。レンタカー業者のガソリンは高い。~ -都市または時間の都合により、最終精算によるカード引落し金額などは、後日自宅に郵送されてくる。~