カナダ 交通事情

日本からのアクセス

日本からカナダへの直行便は、バンクーバーとトロント行きのみである。
バンクーバーへは成田からエア・カナダ(AC)と日本航空(JL)、中部と関西からはエア・カナダ便が就航。トロントへは成田からエア・カナダのみが就航している。エア・カナダ便は全て全日空(NH)との共同運航便となっている

カナダ便の特徴

カナダの鉄道(VIA)

カナダ国内を網羅している

レイルパス

カナディアン号The Canadian

全長4424km、バンクーバー〜トロントを3泊4日で走破する、ロシアのシベリア横断に次ぐ世界第2位の長距離列車。週3便運行。
主な途中停車駅は、カムループス、ジャスパー、エドモントン、サスカチュワン、ウィニペグ、シュールックアウト、サドバリージャンクション。
東行き:バンクーバー(火、金、日17:30発)〜ジャスパー(水、土、月11:00着、12:20発)〜トロント(金、月、水20:00着)
西行き:トロント(火、木、土9:30発)〜ジャスパー(木、土、月14:05着、15:30発)〜バンクーバー(金、日、火7:50着)

バンクーバー〜ジャスパーの区間が多くのツアーで使われている。
どちら側から向かっても、1泊2日の行程となる。食堂車が連結されていて、サービスも評判がいい。
『シルバ−&ブル−クラス』と呼ばれるファーストクラスは、2段ベッドもしくは2人用個室、1人用個室の寝台車を利用する。展望席やラウンジのある専用車両も利用できる。
コンフォートクラスの場合は、リクライニングの座席で眠ることになる。

コリドー号 Corridor

東部近距離特急
ケベック・シティ、モントリオール、オタワ、キングストン、トロント、ナイヤガラ・フォールズ、キッチナー、ウインザー
各都市発毎日2〜8便運行
カナダ東部の主要都市を結ぶ鉄道。メープル街道沿いを走る。最新の車両が投入されており、乗り心地はよい。ファーストクラスの愛称は、「VIA 1クラス」。
主な路線は、ケベックシティ〜モントリオール、モントリオール〜オタワ、モントリオール〜キングストン〜トロント、オタワ〜キングストン〜トロント、トロント〜ウインザー。
ケベック〜モントリオール:所要約3時間、モントリオール〜トロント:所要約4時間30分。

シャレール号

モントリオール〜ガスペ  週3便運行

オーシャン号 VIA Rail The Ocean

モントリオール(19:00発)〜シャーニー(22:30着)〜モンクトン(翌11:30着)〜ハリファックス(翌16:10着)
週6便運行。
モンクトンからは陸路でプリンスエドワード島へ行くことができる(現地バス会社利用)
ファーストクラスの愛称は、「イースタリークラス」

スキーナ号 VIA RAIL The Skeena

ジャスパー〜プリンス・ルパート 週3便運行
プリンス・ルパート(日・水・金8:00発)〜プリンス・ジョージ(20:10着、翌8:30発)〜ジャスパー(16:45着)
週3便運行。
もともとは郵便列車だったルート。1泊2日で、途中駅のプリンス・ジョージで下車し、ホテルに宿泊する。宿泊代は鉄道料金に含まれないので、別手配が必要。ファーストクラスの愛称は、「トーテムクラス」。

マラハット号

ビクトリア〜コートニー  毎日1便運行

ハドソン・ベイ号 VIA Rail The Hadson Bay

ウィニペック〜チャーチル 週3便運行
ウィニペグ(20:45)〜チャーチル(翌々日8:30)
週3便運行(ウィニペグ火・木・日発、チャーチル火・木・土発)。2泊3日。
オーロラで有名なチャーチルまで1600km。

ロッキー・マウンテニア号 Rocky Mountaineer Railtours

ロッキー・マウンテニア・ツアーズ社が観光用の列車を走らせている。
1泊2日だが、日中だけ走り、途中カムループスでホテルに宿泊する。
バンクーバー発7:30、カムループスで1泊したのち、ジャスパー行きとバンフ経由カルガリー行きに分かれる。どちらか片道の利用もできるし、往復利用する場合には別々の駅から乗車することもできる。

メイプルリーフ号 Amtrak/VIA Rail Maple Leaf

(カナダ・アメリカ間の国際列車)
ニューヨーク(ペンシルバニア駅)〜トロント(ユニオン駅)
途中、ナイアガラフォールズのアメリカサイドの駅に停車する。
ニューヨーク発7:15、トロント着19:44/トロント発9:30、ニューヨーク着21:45

長距離バス~


レンタカー

レンタカーを利用する際の留意点