ペルー
クスコ Cuzco †
- アンデス山系の高地にあり、遺跡巡りの拠点となるインカ帝国の首都として15世紀半ばから100年ほど繁栄して多くの建造物が築かれた。
- クスコはケチュア語で「ヘソ」を意味する。帝国内のあらゆる地方から人々が集まり、まさに世界の中心地とされていた。
- しかし、1532年に皇帝アタワルパを処刑したスペイン人が翌年にクスコに到達すると、略奪の限りが尽くされた。宮殿や神殿は破壊され、その上に教会が建てられている。
- 街にはスペイン植民地時代の建造物が多いが、その基礎部分にはインカ時代の石組みを残すものもある。
- 神殿跡に建てられたカテドラルが隣接するアルマス広場は、夜にはライトアップされ幻想的な景観を見せる。
- クスコ市街は1983年に世界遺産に登録されている。
- 毎年6月には町の外れにある要塞跡サクサイワマンで、南米三大祭りに数えられる「インティ・ライミ」が開催される。鮮やかな色彩の衣装を身に着けた人々によって神秘的な儀式や踊りを披露される。
- クスコは標高約3,400mの高地にあるが、ツアーでは海沿いの低地にあるリマから空路で入ることがほとんど。高山病で体調を崩す人も多いので、ゆったりとした行動を心がけたい。Qkbt
アクセス †
- 空路:
リマから約1時間。
- バス:
リマからアレキパ経由で約32時間。
空港 †
クスキビア空港
見どころ †
- カテドラル・アルマス広場:
- ラ・コンパーニャ教会
- ラ・メルセー教会・修道院:
宝物館が見どころ、純金の台に2個の巨大な真珠,マワリニダイヤモンド、ルビー、トパーズをちりばめる。
- 12角の石;
引火の石組み建築材のきめこまやかさが有名。
- サン・フランシスコ教会・修道院
- サント・ドミンゴ教会:
インカ帝国時代の政治と宗教の中心の太陽神の神殿跡。
- インカ博物館
- 宗教芸術博物館
- サンタ・カタリナ博物館
近郊 †
- サクサイワマン砦
インカ時代の城砦跡
マンゴ率いる軍隊がスペイン軍に立ち向かった。
- ケンコー遺跡群
インカ時代の遺跡