ペルー
カハマルカ Cajamarca †
- 北西部の美しい山に囲まれた標高2750mの盆地にあるペルー北部を代表する都市。
- インカ帝国終焉の地。
- 1527年の皇帝ワイナ・カパックの死去以降、インカ帝国は2人の息子によって二分され、後に内戦となった。
- キト(現エクアドル)を中心に北部を支配していたアタワルパは、兄ワスカルを破り皇帝就任を宣言。1532年、クスコへ向かう途中カハマルカに立ち寄った。そこへフランシスコ・ピサロの使者である神父が訪れて、キリスト教への改宗を要求。アタワルパはそれを拒否して幽閉された。釈放の見返りに大量の金銀の譲渡を約束したものの、結局処刑されてしまった。その後はスペインの傀儡皇帝が続いたが、アタワルパはインカ帝国の実質的に最後の皇帝となり、ここでインカ帝国は崩壊した。
- 市内にはスペイン統治時代の歴史的建造物が残るほか、アタワルパが幽閉されていたクアルト・デ・レスカテが復元されている。
- 近郊にはいくつかの遺跡が残る。クントゥル・ワシの遺跡は、サン・パブ郡にある紀元前800年ごろの遺跡で、今なお日本人による調査・発掘が続けられている。4つの墓からは金銀の装飾をまとった人物や石彫、装飾品が発見された。併設の博物館には埋葬品などが展示されている。
- 標高3500mのパンパにある、巨大な奇岩怪石が乱立するクンベ・マヨもみどころのひとつ。石と自然が作り上げる景観の美しさもさることながら、3000年も前から機能し続けている人工的な水路や精緻な岩絵などが、かつてここで花開いた高度な文化を物語っている。-郊外にはアタワルパも利用したと言われる大規模な温泉がある。Qkbt
アクセス †
空路:リマから約1時間35分。
バス:リマから約16時間。
見どころ †
- サンタ・アポロニアの丘
- クントゥ・ワシ遺跡
カハマルカから4時間、標高2300m
- クンベ・マヨ
いろいろな形をした巨大な巨石
標高3500mのパンパにある、カマハルカから20km
- インカの温泉;
個室が100以上もあり,今も湯気をあげている。
- ビルカバンバ古跡
入山することが出来ない。
スペイン軍の敗れてマンゴが山奥に新インカ帝国を築いた。