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旅支度

海外旅行障害保険 †

海外へ出たら日本で加入している健康保険は一切適用にならない。
ちょっとした怪我や病気でも現地で医者に見てもらったら驚くほどの費用がかかる。 平和な日本にいる人間は、旅先ではどこでねらわれているかわからない。自分が考えるよりもはるかに高度の犯罪が近くにうようよしているということを自覚しておくべきだ。

どんな保険がいいか †

海外旅行傷害保険は、年齢によって左右されす、旅行目的、旅行日数、受取る保険金の金額によって保険料が決まる。
クレジットカードに保険がついているからといって安心してはいけない。適用範囲が極端に限られている。不足部分だけでもかけていくべきだ。
旅行代理店や空港内の窓口では取り扱っているものにはセットになったものが多い。~そのため保険料が高額になってしまう場合もある。海外旅行費用が安いのに保険料が高いため加入していかないケースが多いが、選択してかけるようにすると安上がりだ。個々の保険を扱っていない代理店もある。あらかじめ取り扱ってくれるかどうか確認して申込むといい。

傷害保険 †

• 事故で怪我をしたとき
  
• 事故で怪我をシテこういショウが残ったとき
  
• 事故から180日以内に死亡した場合
  

疾病保険 †

• 急病になった場合
  
• 急病で現地で死亡した場合
  
• 急病で帰国後30日以内に死亡した場合
  

1. 賠償責任保険

• 他人やホテル、レストラン、ショウウインドウのものを壊してしまった場合
  
• 人に怪我を負わせてしまった場合
  

携行品保険 †

• バッグなどを盗まれてしまった場合
  
• カメラなどを壊されてしまった場合
  (現金、クレジットカードなどは適用外)

救援者費用保険 †

• 遭難・行方不明になった場合
  
• 遭難で死亡し、遺体を移送した場合
  
• 遭難者の捜索・遺体の引取りに家族が現地へ行く場合に必要な費用
  
• 急病で緊急移送が必要になった場合の費用
  

自動車保険特約 †

レンタカーを借りた場合、借りた車を壊してしまった場合の自損はレンターカーを借りる際にかけることが出来るが、対人・対物は含まれていないことがある。これをカバーする保険だが、レンタカー会社が指定されているので、そこのレンタカーを予約しておかないといけない。

保険が適用されないケース †

• 携行品；現金、小切手、クレジットカード、定期券、コンタクトレンズ、置き忘れ、紛失、自然消耗(へこみ・かすり傷なども含む)
  
• 疾病；多角症状にないムチウチ症・腰痛、妊娠・出産、歯科疾病など
  スポーツでの事故・怪我；山岳登山、ハングライダーなどの危険なスポーツ。
  但し、パラセーリングなどの一般的マリンスポーツは適用される。
  
• その他；故意・無免許運転、飲酒運転の事故、戦争・暴動での事故・傷害、犯罪行為などの事故・障害、けんかなど
  

保険会社の緊急時サービス †

各保険会社では、海外で治療や入院を必要とする場合に備えて、緊急時サービスを設けている。保険会社によって対応が異なるが、日本語の出来るアシスタントが現地の病院の紹介や医師に症状を伝えるサービスも受けられる。保険に加入するときに手渡される小冊子に連絡先などが記載されている。

治療費などの支払い †

かかった費用はまず自分で支払い、その支払いを証明する領収書などにより保険会社に請求するのが原則だが、海外旅行傷害保険を取扱う保険会社は提携している病院に限り、キャッシュレスサービスを行っている。保険証の提示をしなければならない。~旅行者が多く行く主要都市にしか指定病院がないため、すべてこのサービスを受けられるわけではない。

保険金請求に必要な書類 †

保険契約書
事故状況報告書
医師の診断書
病院の治療費請求明細書と領収書
病院の治療費領収書
医薬品の領収書
最寄の警察署発行の盗難被害証明書（引ったくり被害などの場合）