ラングドック・ルション
カルカッソンヌ Carcassonne †
- ヨーロッパ最大の城塞都市、シテを中心とした都市。
- スペイン国境に近く、宗教や領土をめぐる紛争の際に要塞として利用されてきたカルカッソンヌだが、1659年スペインとの間にピレネー条約が結ばれて以降は次第に廃墟となっていった。
- その後、シテは19世紀になり歴史記念物視察官メリメと建築家ヴィオレ・ル・デュックにより復元され、現在では城壁内に約1000人の住人が生活するまでになった。
- オード門 Porte d'Aude 、ナルボンヌ門 Porte Narbonnaise から自由に出入りできる。-シテの内部にあるコンタル城 Château Comtal は12世紀の城館で、塔の上からは城壁に何重にも取り囲まれた旧市街を一望できる。
- また城から高い城壁の上を歩くガイドツアーもある。
- シテにある唯一の教会、サン・ナゼール寺院 Basilique St-Nazaire では鮮やかな彩色のステンドグラスが見逃せない。
- 夜間は城壁内がライトアップされ幻想的な姿を見せる。
アクセス †
- 鉄道:
パリ・モンパルナス駅からTGVでトゥールーズ・マタビオ駅へ約4時間10分。急行に乗り換えて約1時間。
駅前からシテへはシャトルバスが運行されている。(La Cite)