アルバータ州・カナディアンロッキー
(ブリティッシュ・コロンビア州側)
(概要)
バンフNPの西側、エメラルド湖が目玉。3000m級の山が28もある。レイク・ルイーズの西側、トランスカナダハイウェイに沿って広がる国立公園で、B.C.州側に位置する。3千メートル級の切り立った山が連なり、豪快な滝や湖など野生の自然が楽しめる秘境のような印象がある。中心となるのは小さな町フィールド Field で、ハイキングのベース地となっている。
キッキングホースパス Kicking Horse Pass と名付けられた峠が両州の境界となっている。1858年にカナダ西部地域の開拓者ジェームス・ヘクターが、この峠を通る時に、彼を乗せた馬が氷に滑って転倒した。彼は起き上がり、手綱を取って馬に乗ろうとしたが、馬は彼の胸を蹴り、重傷を負わせてしまった。この史実に基づいて、峠の名が付けられた。
大陸横断鉄道の難所、列車が険しいキッキングホースパスを上るために造られた8の字型のトンネル。展望台からは列車の通過する様子を見ることができる。
フィールドの町から南東に臨む位置にある山。
キッキングホース川を流れる水が、長い年月をかけて川底のライムストーンを削り、自然の力によって造られた橋。
氷河の堆積物(モレーン)が流れ込んでできた湖。エメラルドグリーンの湖水が神秘的で、湖を1周するハイキングコースも整備されている。
台形の岩棚から豪快に落ちる水を見ることができる。滝の断崖付近は野生のマウンテンゴートが集まることでも知られている。