ブラジル
サン・パウロ Sao Paulo †
都市コード:SAO
- サンパウロ州の州都で、ブラジル経済、文化の中心にして南米最大の大都市。
- 人口はブラジルの全人口のおよそ1割にあたる約1,500万人。
- リオデジャネイロが観光都市ならばサンパウロは経済の中心都市。
- 高層ビルの林立する市街には世界各国の企業とも多く進出しており、ビジネスマンの往来が盛んな都市である。
日本からの進出企業の殆どがサンパウロに事務所を設置している。
- また多くの日系人をはじめ、世界各地から集まった白人、黒人など多種多様な人種が醸し出すパワーに満ち、独自の芸術や文化をつくり出している。
- 市内のリベルダージ地区には東洋人街があり、日系人社会の中心として日本語の看板、日本の食材などを販売する商店や日本料理店など、日本さながらの町並みが続く。ロスアンゼルスの「リトル・トーキョー」と並び、海外における日本人街の貴重な実例を見ることができる。
- 1554年、キリスト教のイエズス会の宣教師がこの地でヨーロッパ人とインディオのための宣教村をつくり、サンパウロと名付けたのが町の始まりとされる。
- 日本の大阪府と姉妹都市。kbtq
アクセス †
- 空路
日本からは、日本航空の直行便がある。ただし、ニューヨーク経由なので一旦アメリカ入国の手続きを経なければならない。
アメリカの各主要都市で同じ航空会社便などに乗継便もある。
航空会社によってはアメリカでの荷物の税関検査がなく、スルーで目的地まで運んでくれる。この場合も入国審査は受けなければならない。（ヒューストン=CO,ダラス=AAなど）
空港 †
IATA都市コード:SAO
2つの空港がある。
- グアル−リョス国際空港 Aeroporto Internacional Guarulhos(GRU)
正式名はクンビカ国際空港（Aeroporto Internacional Cumbica）
市内の北東約25�辧�国際線と、大部分の国内線の発着が行われる。
ターミナルは1と2があり、それぞれA-Dまでの4つのウイングがある
各航空会社別に4つのいずれかにウイングが割り当てられている
- ターミナル１
ウイングＡ：日本航空JL,エールフランスAFなど外国の航空会社
ウイングＢ：TAMなどブラジルの航空会社
- ターミナル2：
ウイングＣ：ブラジルの航空会社
ウイングＤ：アメリカン航空AA、ルフトハンダLHなど外国の航空会社
- 市内への交通
- 空港リムジンバス：
40分〜1時間ごとに運行。
6ルートある。
- パウリスタ通り・アウグスタ通りあたりの主要ホテル循環 Circuito dos Hoteis Paulista/Augusta 1時間間隔約50分
- コンゴニャス国際空港 Aeroporto de Congonhas 約40分
- ヘプブリカ広場 Praça da República 30分間隔約40分
- チエテ長距離バスターミナル Terminal Rodoviário Tietê 1時間間隔
- エルドラド・ショッピングセンター Shopping Eldorado
- バハフンダバスターミナル Terminal Rodoviário Barra Funda
- タクシー
メーター制
雲助も多いのでトラブルに巻き込まれやすいため、到着初日はハイヤー等で移動したほうすることをお薦めする。
- ハイヤー
到着ロビーであらかじめチケットを購入する。
荷物の多い人や人数の多い場合にはミニバンもある。
- コンゴ−ニャス空港 Aeroporto de Congonhas(CGH）
市の中心部から8�辧�
リオ・デ・ジャネイロ・サントス・デュモン空港間のシャトル便が運航されている。
他の国内線も運行されている。
南半球で最も混雑している空港といわれている。
滑走路が短いため、たびたび事故を起こしている。
市内の交通 †
- 地下鉄
現在3路線ある。全線一律料金。
- タクシー:
白一色のボディ。
メーター制で、流しもある。
ホテルなどのオーダーするとハイヤーなどを手配することがあり、それにはメーターはない。地域ごとに料金が決まっている。
市街地 †
- セー広場 Placa de Se：
周辺道路はサンパウロで一番の繁華街。
- パウリスタ大通り Av. Paulista
企業のビルが並ぶビジネス街。多くの商店、ホテルがあり、日本国総領事館やサン・パウロ美術館（MASP）などもある。
- 東洋人街 Barrio Oriental
日経人経営の店が400軒以上並ぶ日本人街。
- セアザ Ceasa
南米最大84ｋ�屬了埔譴如�近郊でとれる野菜、鮮魚、穀物、生鮮食料品等を取り扱っている。火曜と金曜日には花市も開かれる。
見どころ †
- イビラブエラ公園 Parque do Ibirapuera；
1954年市制400年記念事業として造られた．
ブラジリア設計者オスター・ニーマイヤーと造園家ブルレ・マルクスの共同設計。
園内には人口湖，近代美術館，プラネタリウムナドガアル、日本館，日本庭園、戦没者慰霊記念碑などがある。
サンパウロ市の基礎を築いた探検家たちのバンデイラス記念像Monumento Bandeirasもある。
毎日 06：00〜20：00 行事によって見学できない施設もある。
- ブラジル日本移民資料館 Museu Historico da Imigracao Japonesa no Brasil
日本文化協会や日伯援護協会と同じビルの中にある。ガルボン・ブエノ通りの奥。
Rua Sao Joaquim 381 Libertade Tel:011-3209-5465
13:30〜17：30 月曜休み
- 移民博物館 Museu de Imigracao；
Rue Visconde de Paraiba 1316,Bras
10:00-17:00 月曜休み
- パウリスタ博物館 Museu Paulista
イピランガ公園の南隣、独立記念塔から約400ｍにある。
サンパウロの歴史的資料の展示。中でも貴族の生活に使われた遺品などが見どころ
ピンクの宮殿風の外観をもつ博物館の前には噴水や庭園が広がっている。
Parque da Independencia-final da Av. Don Pedro I-Ipiranga
09:00〜17:00 月曜休み
- イピランガ公園(独立記念公園）Parque Ipiranga(Parque de Independencia)~。
市の南東、公園内の小高い丘の上には独立100年を記念して1922年に建てられた記念塔がある。
ドン・ペドロ１世が、1822年９月７日にポルトガル植民地からの独立を決意した由緒あるところ。
この時にポルトガル本国から届いた一通の手紙を読み上げた「独立か死か」は有名な言葉になっている。
記念塔の下にはドン・ペドロ１世の遺体が安置されている。
この記念塔の前にはパウリスタ博物館 Museu Paulista (火〜日09:00〜16:45)がある。
- メトリポリタン・カテドラル Catedral Metropolitana
セ広場の中心にある、通称サンパウロ教会。中央の円形のドーム、正面左右にゴシック様式の尖塔が空に突き出している。ドームの直径は27ｍ、高さ65ｍある。約8000人収容できる。
- ブタンタン毒蛇研究所 Instituto Butanta
毒蛇やサソリなどの有害生物に噛まれた場合のワクチンやなどに血清の研究所。
医師ビダル・ブラジル博士によって1898年に創設された。
火〜日 09:00〜16:30 ~
- モルンビ−墓地 Cemiterio do Morumbi
F1ドライバ−アイルトン・セナ」が眠る墓地。
1994年5月1日にモナコＧＰレ−ス中に事故死し、その遺体は国葬に付されてここに埋葬されている。
Rue Deputado Laercio Corte 468,Morumbi
