アフリカ/チュニジア
(現地滞在・生活事情)
情報収集 †
観光局・現地旅行社(リンク);
チュニジア政府観光局
http://www.tunisietourism.com.tn
現地の旅行業者 †
日本人の受け入れの慣れているところは:
アトランティス・ボヤージュ。
http://www.tunisia.jp/
ルール・常識・習慣・マナー †
- 写真撮影:
遺跡や博物館で撮影する時は、撮影料が必要。
検査があるので、必ずチケットを購入し退場するまで持参すること。
ビデオ撮影と写真撮影では料金が異なる場合がある。~
発掘中の遺跡では、撮影ができない場合が多い。
政府関係の施設、軍、警察、駅、空港、大統領官邸等の主要施設では撮影が禁止されている。
モスクの内部や祈りの時は撮影が禁止される場合や許可が必要な場合がある。
- 年齢制限
25歳以上で国際運転免許証とクレジットカードを所持しているものに限られている。
- ビジネスアワー;
- 銀行;
(冬期)月〜木曜8:00〜11:30、14:00〜17:00、金曜8:00〜11:00、13:30〜16:00~(夏期)月〜金曜8:00〜11:00
(ラマダン中)8:00〜11:30、13:00〜14:30
- 民間企業;
午前中が、月〜金8:30〜12:00。午後は、14:00〜18:00。
土曜の午後と日曜は基本的に休み。季節や店により異なる。
ラマダン中、夏の期間は14:00ぐらいまで。
- 商店;
9:00〜12:00、15:00〜19:00、土曜の午後と日曜は休み
市場(スーク):10:00〜19:00
- 博物館:月曜休み。
- チップ;
チップの習慣があり、これで生活をしている人たちなのであまりケチらないで気持ち良く渡そう。
ホテルのルームサービスやポーターには1TD、
レストランでは請求額の約10%、
4WDを1日チャーターする場合はドライバーに1日当たり2TD、1日ガイドには2TD程度を渡す。
タクシーはメーター制で、大きな荷物があるとき以外は不要。
- 飲料水;
アフリカの中では決して悪い方ではないが、旅行者はなれないため、薬の飲むときくらいにとどめるべきだ。
オリーブ油などを多く使い料理が多いため、冷えた水でのどの渇きを一気に潤そうとすると下痢してしまう。水に限らず、ビールなどでも注意した方がいい。
下痢症状を起こすと数日間は止まらない。下痢止め薬を持参しておいた方がいい。
ペットボトルのミネラルウォーターはどこでも購入することができる。
- トイレ事情;
概して機能的に優れていない。紙を使う習慣がないので、トイレットペーパーの備えていない。
市内のレストランや公共施設(博物館など)でも排水がよくなかったり詰まることが多い。外出には必ずトイレットペーパーを携帯しないといけない。ホテルのトイレットペーパーも質が悪いのでロールペーパーなどを持参した方がいい。近隣諸国も同じだ。
一般的にチュニジアの人たちはトイレ内の壁に付いている1〜2mのホースを右手で尻に向けて左手で蛇口を捻り、左手でビデ代わりにお尻を洗うように使う。チュニジア版ウォッシュレットである。
- 税金;
付加価値税12%がかかっているが、料金の中に含まれている場合が多い。
治安状況 †
各主要都市にはツーリストポリスがあり、旅行者が巻き込まれたトラブルなどに迅速に対応してくれるようになっていが、日本語は通じない。それを見計らって悪さをする人間もいる。治安がいいと安心してはいけない。気安く声をかけてくる人とは距離を置いて付き合いたい。
- 写真撮影
人物や民家を写すときには事前に了解をとる。チップを要求される場合もある。
南部ではカメラに砂(微粉)が入り込む。撮影時以外は袋等に入れて持ち歩き、時々エアを吹き付けて掃除しないと故障する。
祝祭日・年中行事 †
1月1日 元日
移動祝日 犠牲祭 イスラム暦による
移動祝日 イスラム暦新年 イスラム暦による
3月20日 独立記念日
3月21日 青年の日
4月9日 革命犠牲者弔日
移動祝日 モハメット誕生日 イスラム暦による
5月1日 メーデー
7月25日 共和国記念日
8月13日 女性の日
10月15日 フランス軍撤退記念日
移動祝日 ラマダン明け イスラム暦による
11月7日 大統領就任記念日
料理・食材 †
地中海に面した国でシーフードが豊富に獲れる。
オリーブオイル、トマト、チーズをたっぷり使ったイタリア料理に近いものが多い。
フランスの支配を受けていたため、フランスパン(バゲット)が食されている。
チュニジアの料理;
(メインメニュ)
- シャクシュカ; ラタトウユのようなもの
- クスクス(CousCous?);
小麦粉(セモリナ粉)を粒状にした食べ物。北アフリカ全域で食べられている、蒸したクスクスに直接、トマトベースで鶏肉と野菜を煮込んでいたシチューをかけて食べるのがチュニジア風。
チュニジアで最も大衆的なメニュー。
- クシャ;マトンの肩肉オーブン焼き
- オジャ;エビと卵にいためピーマンを煮込んだもの
- ガグレット:羊肉と野菜を壺で煮込んだもの
- モスリ:鶏肉と野菜の煮込み
- カムニア;牛肉の煮込み
- ルアムアゼル:肉と野菜の煮込みスープ
- ラビラビ;煮込みスープ 庶民のもの
- ムダンムス:ソラマメのカレー風味のスープ
(サイドメニュ)
- ブリック(Brik) ;チュニジア風春巻き。
生地に、じゃがいも、パセリ、ケッパー、チーズなどに生卵を包んで揚げたもの。
- フリカッセ;ツナとポテトの天ぷら
- ショルバ;
トマトベースでハリッサ(唐辛子ペーストにクミン、コリアンダー、キャラウェイ、乾燥したミント、すり潰したニンニクを混ぜたもの)を使って味付けした大麦入りのスープ
- ドア・ド・ファトマ;チュニジア風春巻き巻,ブリックと似ている。
- タジン(Tajine);
モロッコにも同じ名前の鍋料理があるが、パルメジャーノ・レッジャーノ・チーズを使ったオムレツ風の料理。
- ホブス・タブーナ:
チュニジアの伝統的パン、牛乳、砂糖、バターを一切使わないで焼く。
(飲み物)
フランス植民地時代にワインの生産をしていていたため今でもオーガニックワインなどが生産されている。ワイン好きの人への土産でも喜ばれる。
イスラムの国でありながら戒律の緩やかな国として発展し、酒類の製造や飲酒が黙認されており、市内のレストランや居酒屋で飲酒もできる。スーパーマーケットでもビールなどがたくさん売られている。
コカコーラなど外国生まれのほかに地元には独特の飲み物もある
- ボガBoga;チュニジア版コーラともいうべき国民的な飲み物で黒いボガとサイダーのような白いボガがある。
- ポミPommi;リンゴ味の炭酸飲料
- ミント・ティー
チュニジアでお茶といえば、小さなガラスのコップに入ってくるミントティーのこと。
かなり濃い味で最初から砂糖が入れてあり、甘みが強い。
ショッピング; †
旧市街の土産物店などでは定価などはない。相手がほしそうな態度をとれば高額を言ってくる。言い値で購入することはない。初めにいくらと聞いて、売り手がいう値段の3〜4割は交渉できるはずだ。売り手は百戦錬磨で不慣れな旅行者にそう簡単に値引きに応じることはない。粘り強く交渉しないと高いものをつかまされることになる。
値引き額が少ない場合は立ち去ろうとすると、希望価格に近いところまで下げてくる。
交渉するのを楽しむくらいの余裕を持っている必要がある。
(チュニジアの土産)
- サンドローズ(砂漠のバラ):砂漠の砂が化石となっていったもので、南部のお土産ナンバーワンになっている。
- ワイン:
古代カルタゴの時代の醸造学者マゴンが記した農業書が翻訳され、ワインの醸造がヨーロッパ各地に伝えられたという。そのマゴンの名のついたワインをお土産にするとワインにうんちくを傾ける輩には喜ばれる。
- オリーブオイル
一大生産国でヨーロッパ各地ににたくさん輸出されている。
- ハリッサ
代表的な調味料。唐辛子、ニンニク、コリアンダー、キャラウェイ、クミン、オリーブオイルなどを練ったもの。
- フラワーウオーター
天然香料の蒸留水。ケーキ作りや化粧水として用いられる。
- 焼き物(ナブール)
- ナツメヤシ
- 絨毯
スポーツ †
アクティビティ †