チリ
アリカ Arica †
- チリ最北の町。海からの玄関口としてかつて交易が盛んだったという歴史がある。
- スペイン植民地時代にはボリビアで産出される銀をアンデス山脈を超えてこの港から欧州へ積み出していった。
- 港町として栄えてきた町だが、現在では美しい景観と温暖な気候から観光地として注目されている。
- みどころは、ピクーナ・マケナ公園や、フランスの建築家グスタブ・エイフェルの設計によるサン・マルコス教会など。コロン広場に建つサン・マルコス教会はヨーロッパの香りが漂い、ひときわ目を引く。
- この乾燥した大地に約8000年前に起こった「チンチョーロ」というインディオの古代文明があったが、彼らにはミイラを残した風習があったが、その風習を見すことができるのがタラパカ大学付属博物館である。
- 海沿いの緑地には市営カジノがあり、夜の社交場として賑わいをみせている。
- 荒涼としたアサバ渓谷には山の斜面に、石を積み上げて描かれた地上絵がある。
ラマをモチーフにした地上絵は長い時を経た現在でも山脈に描かれた当時の姿をしっかりととどめている。Qkbt