インド・西インド
ムンバイ(ボンベイ)Mumbai(Bombay) †
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- インド西海岸北部のアラビア海に注ぎ込むウルハス川の河口にあるサルセット島にある。
- マハーラーシュトラ州の州都で、インドの貿易を担う港湾都市。
- 1995年に英語での呼称がボンベイ(Bombay)から現地語での発音に対応してムンバイに改名された。
- 「ムンバイ」の名は、この地の漁師たちが信仰するヒンズー教の女神の名前に由来する。
- 1534年、ポルトガルの支配する小さな漁村だった。
- 支配権がイギリスへ移ると、7つの島々だったムンバイは本土と陸続きにされるよう整備され、最もヨーロッパに近い港街としてインドの玄関口の役割を果たすようになった。
- かつての要塞の跡であるフォート地区南端の波止場に建つインド門は、英国王ジョージ5世の訪問を記念して1911年に建てられたもので、大英帝国にとって重要な植民地であったインドの象徴的存在。
- インド門の前には世界でも有数の高級ホテル、タージ・マハル・ホテルが建つ。ここは、19世紀末のムンバイの資本家、ターターがインド人だからとホテルの利用を拒まれたことをきっかけに、インドに建造した一流ホテル。
- 現在は最先端の港湾・商業都市として発展し、インドの文化の中心として、美術館での展示や音楽の公演が盛んである。
- 映画産業の盛んな地でもある。この街にある巨大な撮影所(通称フィルム・シティー)で多く制作されているため、街の旧名「ボンベイ」とハリウッドをもじった「ボリウッド」という映画の街としても知られている。
- 人口も集中し、「世界で最も人口の多い都市」と言われている。
- ショッピングが楽しめる街でもあり、アクセサリーやアンティークもの、快適なショッピングプラザや質の高いファッションブティックまで揃っている。
- 周辺にはインド美術史上必見の石窟寺院がある。
- また、サンジャイ・ガーンディー国立公園を市内に擁すという、インドでは珍しい都市のひとつである。Qkbt
空港 †
- チャットラパティー・シヴァージー国際空港
Chhatrapati Shivaji International Airport:BOM、
市内から34km。
市内の交通機関 †
- 近郊鉄道
ムンバイ近郊鉄道(Mumbai Suburban Railway)が下記の3本のルートで鉄道網を形成している。
- セントラル鉄道(Central Railway、CR)
市内北東部、中央部をカバーしている。
近郊地域にも路線を持つ。市内南東部をカバーするハーバー線(Harbour Line)も傘下におさめている。
- ウェスタン鉄道(Westren Railway、WR)
チャーチゲート駅を本拠に持ち、市内西部を中心にカバーしている。
こちらも近郊地域にも路線を持つ。
- 公共バス
BEST(ブリハンムンバイ電力交通公社、The Brihanmumbai Electric Supply & Transport Undertaking)が市バスを運行している。
市内のほとんどをカバーしており、2階建てバス、エアコンバスも運行されている。
- タクシー(黒と黄色のツートンに塗り分けられた車体)とオート・リクシャーが市民の足となっている。
見どころ †
- インド門 Gateway of India
ボンベイ湾に面して建つ高さ26mの門。港町ムンバイのシンボル。
1911年にイギリスの当時の国王ジョージ5世とメアリー王妃の訪問を記念して、16世紀のグジャラート様式で建造された。
- チャットラパティ・シヴァージー駅(旧ヴィクトリア・ターミナス)
ユネスコ世界遺産に登録されている
- チョウパティー海岸(Chowpatty Beach)
- プリンス・オブ・ウェールズ博物館(Prince of Wales Museum)
インド・サラセン様式の荘厳な建築物。
- マニ・バヴァン(ガンディー博物館、Mani Bhavan - Gandhi Memorial Museum)
インド建国の父マハトマ・ガンジーの1917年から1934年まで住居を現在は博物館としている
- ムンバイ高等裁判所(High Court)
ゴシック様式で1878年建造の建築。
- ジューフ海岸(Juhu Beach)
- 国立現代美術館(National Gallery of Modern Art)
ジャハンギール公会堂(Sir Cowasji Jehangir Public Hall)にある