イタリア
イタリアのホテル事情 †
- 世界有数の観光立国で世界中から観光客の一年中たくさん訪れている。
各都市とも宿泊施設は決して少なくないが、古い建物は変えることができないため増築ができず、新しいホテルの数も増えない。
- 旧市街地のホテルは便利だが、同じ部屋が少なく、グループで宿泊する場合など部屋の大きさやデザインがまちまちになることが多い。
- 大都市では郊外に近代的なホテルがいくつか誕生しているが、旅行者の増加には追い付いていない状況にある。
- 北部の大都市ではほとんど一年中フェア(見本市)や国際会議が催されているため、一般の旅行者の宿泊が極端に制限され、くわえてFairPeriod? Rateで宿泊料金も高騰する。
- とくにミラノがひどく、ツアーでも確保できていない場合が多い。
- 大きなイベントのある時期を避けて出発日や日程を決めないと高い旅行費用でサービスも悪い旅行になってしまう。
- イタリアの財政悪化が進み、各都市や観光地ごとに、「宿泊税」(Tourist Tax)なるものを徴収するようになっている。
都市によって金額は若干異なるが、1泊あたり1人1ユーロが平均的相場となっている。
ユーロ通貨になる前は、イタリアはヨーロッパの中では比較的宿泊料が低かった方だが、近年はむしろ高くなっているところも少なくない。
格安ツアーのホテルは今まで以上にレベルを下げるか、ロケーションを中心地から遠くにするかしないと価格を維持することが難しくなっている。