アフリカ/リビア
アカクス山脈 Tadrart Acacus †
- リビア南西部。アルジェリア国境近くの砂漠地帯にある山地で、隣接するアルジェリアのタッシリ・ナジェールと同様に、先史時代からの岩絵が描かれた洞窟が点在することで知られる。
- 各所で見られるアーチ状の奇岩も見もの。風化作用で穴が開いたもので、圧巻のスケールだ。
- ワディ・テシュイナートなど洞窟が集中するエリアがいくつかある。
- 岩絵は描かれている動物によって描かれた時代が判別でき、「野生動物の時代」「狩猟民の時代」「牧畜の時代」などに分類される。
- 古い時代の絵には象やキリンの姿が描かれていて、かつてはこの地域にも緑が多かったことを証明している。
- 砂漠化が進み、生態系が変わることで人々の暮らしも変化してきた。
- 人類史の資料となるこの岩絵の遺跡群は、1985年に世界遺産に登録されている。Qkj
岩絵の洞窟 †
- ワディ・アスビ
- ワディ・ガルマレン
- ワディ・ティーレルン
- ワディ・ティンタハレ
- ワディ・ティーン・カリーガ
- ワディ・タシュウェント