スロベニアの首都で政治経済の中心地となる都市。
小さな芸術の都として知られ、ルネッサンス、バロック、アールヌーヴォーなどの建築物が調和を見せている。
丘の上に建つ城を中心とした旧市街と、その下に広がる新市街に分けられる。
旧市街はバロック、ルネッサンス様式の街並みに彩られている。
リュブリャーナ城 Ljubljanski Grad は1144年に建てられたもので市街を一望できる展望スポットとなっている。リュブリャーナ大聖堂 Ljubljanski Stolnica は天井画の美しさで知られている。
またバロック様式の市庁舎 Rotovz では、毎年6月にスロベニア民族の合同結婚式が行われる。
新市街へ結ぶのは、小さな三本の橋トロモストウイエ Tromostovje で、1930年代に建築家プレチニックにより設計されたもの。
新市街には、ギリシア様式からイスラム建築のモチーフを用いたプレチニック作の建築物が多い。
起点となるのはプレシェーレン広場 Presernov Trg でイタリア建築に影響を受けたフランチスカンスカ教会 Franciskanska Cerkev が建っている。
辺りには、重要な美術品を収蔵する国立美術館 Narodna Galerija や、20世紀のアートを展示する近代美術館 Moderna Galerija などがある。
町は小規模なので、中世の町並みを徒歩でゆったりと散策するのがおすすめ。TA
http://www.ljubljana.si
日本からの直行便はなく、欧州のいずれかの都市で乗り継ぐ。
接続便が少ないので、団体旅行の場合にはオーストリアのグラーツやイタリアのベネチアからバスで移動することも多い。
(市内への交通機関)
リュブリャーナにはこの他にチャーター機専用の空港が2つある
路面電車はなく、バスのみ。タクシーは台数が極端に少なく、流しをつかまえるのは難しい。鉄道駅や大きな高級ホテルで列を作って並んでの利用にする。
路線バスには1日券、1週間券もある。キオスクで購入する。