セヴァン Sevan(セヴァン湖)

概要

首都エレバンから北に約50km。琵琶湖の2倍ほど、セヴァンの町はコーカサス地方最大の湖セバン湖の北西端部に位置する。
セヴァン湖は、海抜約1900mの世界で最も高地にあるものの一つ。
アルメニアの面積の約5%を占める。美しい景色のアルメニアの避暑地。
乾燥地帯にあるため90%の水は直接蒸発している。ソ連時代には北西のフラズダン川を通して灌漑に大量使用されたため、水量が大幅に減ってしまった。面積は1949年に1360km2だったが、2005年には940km2となっている。
湖畔には9世紀に創建されたいくつもの建物からなる複合宗教施設がある。

見どころ

セヴァン修道院 Sevanavank Monastery

セヴァンの町の北寄りの半島部のセヴァナワンクに、2つの修道院からなっている。
近くには4世紀の教会の跡が残っている。

ハチュカル墓地

湖畔の南側を少し南下したところにノラドゥズにある聖なる石碑ハチュカル(十字架の碑)が林立する墓地