グアダラハラ Guadalajara
概要
世界遺産を有する独立の父の故郷、
マリアッチとカウボーイ発祥の地。
ハリスコ州の州都で、メキシコ第2の都市。人口約300万。
1530年にキリスト教布教の拠点が置かれたことから、スペイン人の入植が始まった。
一帯は農業に適さない土地だったが、今では周辺に農耕地帯を控え、商工業が発達。
近年はハイテク、IT関連企業が集中する。
メキシコ独立の父、イダルゴの像が立つ解放広場と、それに隣接するタパティア広場を中心にコロニアルの街並みが残り、ホセ・クレメンス・オロスコの壁画「敬う神父イダルゴ」がある州庁舎、デゴジャード劇場などが集まる。
ビザンチン様式の塔が2つ並ぶカテドラルは、町のシンボル。
タパティア広場東端のカバーニャス文化機関は、1810年、カバーニャス司教によって建てられた壮麗なネオクラシックの建物で、世界遺産に登録されている。
もともとは病院を併設する孤児院だったが、現在はグァダラバラの文化センターとなっている。壁や天井には、同地出身でメキシコ三大壁画家の一人、ホセ・クレメンテ・オロスコによる「スペインのメキシコ侵略」をテーマにした壁画群があり、置かれたベンチに仰向けになって鑑賞できる。
中央ドームの「火の人」は彼の最高傑作と言われる。
独立の父ミゲル・イダルゴが、北米史上初めて奴隷解放の宣言をした町でもあり、ソカロにはイダルゴ像が立つ。
グァダラバラー帯は農業に適さない土地だったが、今では周辺に農耕地帯を控え、商工業が発達。
その南側には巨大なリベルタ市塙。解放広場の北の博物館は修道院だった建物で、コロニアル風の中庭が美しい。(参考資料:観光局)
空港
グアダラハラ・ミゲル・イダルゴ国際空港 (空港コード:GDL)
グアダラハラの見どころ
デゴジャード劇場
近郊
トナラ
陶器や民芸の里として知られている。
トラケパケ
マリアッチの故郷として知られている。