パルヌ Parnu
人口約4万5千人
概要
バルト海のパルヌ湾沿いにある港湾都市であると同時に、エストニア屈指のリゾート地としても知られ、エストニアの夏の首都といわれている。約45km南がエストニア・ラトヴィア間の国境である。
保養地として約160年にもおよぶ歴史があり、街をパルヌ川が流れ、夏には多くのリゾート客で賑わいう。ここではエストニアの泥風呂も体験できる。
アクセス
鉄道
タリンから1日2便運行。季節によって異なる。所要時間約3時間弱。
バス
タリンからが1日1~3本運行。所要時間約2時間。
見どころ
タリン門 Tallinn Gate
17世紀の城門。1710年までは「カール・グスタフ王の門」と呼ばれていた。
かつて、タリンからきた商人がよくこの門を利用していたことからタリン門と呼ばれるようになった。
レッド・タワー The Red Tower
15世紀にパルヌを囲んでいた要塞の南東端に刑務所として建てられたもの。
ハンザ同盟都市時代から唯一残る要塞タワーで、かつては赤レンガ造りだったことからレッド・タワーと名付けられたが、現在は外壁は白いままとなっている。
エリザベート教会 St.Elisabeth Church
1750年に完成したバロック様式の教会で、町の中心にある。
教会の名前は、建設資金を寄付したロシア女帝エリザベートに因んで名付けられたもの。
祭壇は19世紀半ばのネオ・ゴシック様式。
旧泡風呂 Mud Baths
パルヌの泥風呂には180年もの歴史がある。有機酸塩化物を含んだ泥はリウマチ、神経痛に効果があり、2005年まで泥治療が行われていたが、建物の老朽化から現在は閉鎖されている。
ネオ・ゴシック様式の建物は町のシンボルの一つである。
周 辺