ヒーウマー島 Hiiumaa

人口約9000人


概要

サーレマー島の北にある。
中心となる町はカルドゥラKardla。ヒーウマー島の東海岸、タレステ湾沿いに位置する。

この島が文献に初めて登場するのは、北方十字軍による1228年だが、島には4世紀頃のものと見られる遺跡が発見されている。
16~18世紀にはスウェーデンの占領下にあった。
18世紀から第一次世界大戦まではロシアに統治され、第一次世界大戦中はドイツ軍の支配下になっていた。1830年に繊維工場が置かれると街は急速に発展し、1849年には港が建設された。しかし、港と工場は第二次世界大戦でともに壊滅してしまった。

畜産と漁業が盛んな島で、平坦な森や湿原に恵まれていることから、オオヤマネコやテンなどの生息が確認されている。島西部のクプ半島には、バルト海で最も古いと言われる灯台がある。

アクセス

空路

タリンからカルドゥラへ1日約2便運行。季節により異なる。所要時間約1時間半。

バス・フェリー

タリンからカルドゥラへバスが1日約2便。所要時間4時間半前後。また、本土とヒーウマー島間にフェリーも運航されている。
サーレマー島とヒーウマー島間もフェリーが運航されている。
フェリーは一日に10便ほど運航している。夏の週末には、車を載せる場合予約が必要になる。















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