フィリピン
メトロ・マニラ Metro Manila †
- マニラはフィリピン最大の港を持ち、西洋と東洋の文化が融合した町。
- マニラ市をはじめとする18の行政地域の集合体がメトロマニラ(マニラ首都圏)。
- 通常マニラという場合にはこのメトロマニラを指し、マニラ市はマニラシティManila Cityと呼ばれている。
メトロ・マニラの行政地域 †
5つの行政区域に分かれている。
- マニラ市;
- ケソン市;
- パサイ市;
- カロオカン市;
- マカティ市;
空港 †
ニノイ・アキノ国際空港
Ninoy Aquino International Airport, (NAIA)(コード:MNL)
ターミナル1、2,3があり、それぞれのターミナル間はクルマまで10分ほど。
(ここでも白タクに乗らずにクーポンタクシーを利用しよう。)
- ターミナル 1
フィリピン航空以外のすべての国際航空便の発着。
- ターミナル 2
フィリピン航空PR専用ターミナル。
フィリピン航空の国内線もこのターミナル発着となる。荷物を受取って税関検査を受けたのち改めて国内線カウンターへ行く。
- ターミナル 3:(2008年7月オープン)
セブ・パシフィック航空Cebu Pacific Air(5J) 国際線・国内線
フィリピン航空国内線PAL Express(PR)
Air Philippines(2P)
- マニラ国内線ターミナル:
アジアンスピリットAsian Spirit(6K)
South East Asian Airlines=SEAIR (DG)
滑走路は同じだが、ターミナルは2km離れており、クーポンタクシーを利用する。
来る前の所要時間は通常10分程度だが、時に渋滞してしまい、1時間近くかかってしまうこともあるので十分な余裕を持って乗継便を選択しておく方がいい。早めに移動しておく方がいい。
国内線ターミナルも1と2に別れており、1はエル・ニド・アマンプロ・フライト専用、2がそれ以外の定期便
空港〜市内・ホテル †
(白タクにご用心)
出口でタクシー?と声をかけてくる。悪質なのが多いのでかかわらないことだ。途中で強盗に返信する輩もいる。
特に夜便で到着する場合は一般のタクシーでもきわめて危険だ。
- エアポートタクシー(クーポンタクシー);
料金定額制の前払い制。
到着出口の外にタクシー会社別のカウンターがある。そこで行き先を告げて料金を払うと係員が車まで案内してくれる。
- ホテルタクシー;
事前にオーダーしておけばホテルのチャージにつけておいてくれるので料金をその場で支払わなくても良い。ホテルタクシーのカウンターで名前を告げると係員が車まで案内してくれる。料金は若干高いが安全性ははるかに高い。
- ツアーに参加の場合には往復、乗り継ぎの送迎サービスを付けてもらったほうが安心で手際よく移動できる。
市内の交通システム †
- LRTとMRT:
LRT〈高架鉄道〉とMRT〈首都圏鉄道〉がそれぞれ1系統ずつ運行されている。
LRTとMRTは乗車券が共通していない。
LRTは前線同一運賃だが、MRTは区間によって異なる。
- ジプニー(Jeepney):
米軍のジープを改造した乗合バス、定員は15〜18人でエアコンがなく小型トラックの二代になっていると思えばいい。車ごとに決まった路線を走っており、路線上どこでも乗降り自由。降りるときには大声をかけるか、天井や壁をたたく。
- バス:
路線が複雑な上、混雑するので観光客にはおすすめできない。エアコンつきとナシがある。
日本の中古があるので、懐かしいデザインのものがある。
- タクシー:
安くて便利だが、悪質なドライバーが少なくない。メーターを倒さずにいたら指摘する。それでも倒さなければその場で降りる。また、ドアはロックしておくこと。信号待ちで強盗に押し入られる危険性がある。
深夜はなるべくホテルタクシーを利用した方が安全だ。
- メガタクシー;
最大定員10人の乗合タクシー、エアコンが効いていて、割安。
- トライシクル(Tricycle);
オートバイにつけたサイドカー。地方では多く使われている。
- カレッサ(Calesa);
一頭立て二輪馬車。料金は交渉制、チャイナタウンなどのものは地元の人たちが利用するが、観光客が出るところでは観光用になっていて少し高い。
定期観光バス; †
いくつかの旅行社が実施している。
- マニラ半日観光;
バグサンハン急流くだりツアー:(雨季にはコース変更もある。集客人数で料金も異なる)
- タガイタイ見学ツアー;
- コレヒドール島ツアー;
そのほか、ディナーショウ、ゴルフツアーなどもある。
主な現地旅行社 †
- スタース・トラベル;Tel〈02〉816-2985
- ネモト・トラベツ&ツアーズ:Tel(02)525-7824
- ラス・パルマス:Tel02)523-7786
- スワグマン・トラベル;Tel(01)522-3665
マニラ地区 †
(見どころ)
- サンチャゴ要塞跡 Fort Santiago;
スペイン・アメリカなどのフィリピン支配の本拠地。城門内にリサール記念館もある。
- マニラ大聖堂 Manila Cathedral;
アジア最大のパイプオルガンがある。
1571年に創建。第二次世界大戦で破壊されたが、1958年に再建された。
- カーサ・マニラ博物館 Casa Manila Museum;
石畳のルナ通りを挟んで、サン・アグスチン教会の向い側にある。
スペイン統治時代の特権階級の家を忠実に再現し、内装はもちろん、家具、調度品、絵画などが当時の裕福な生活様式を伝えています。
- サン・オーガスチン教会 San Agustin Church;
1599〜1606年に建てられたフィリピン最古の石造り教会。教会内はバロック風で、パリから取り寄せられたシャンデリアや、イタリア人アーティストによる壁画や祭壇を見ることができる。
世界遺産に指定されている。
エルミタ・マテラ地区Ermita †
通称ツーリストベルト。観光の拠点。
マビニ通り(Mabini St.)とデル・ピラール通り(M.H. del Pilar St.)を中心としたマニラ地区の中心部。
高級ホテルやレストラン、土産品店が建ち並ぶ。
(見どころ)
- メトロポリタン美術館;
- リサール公園 Rizal Park;
フィリピンの国民的英雄ホセ・リサール記念像がある、広大な緑と芝生、噴水の美しい公園。
公園の東側はアグリフィナ・サークルと呼ばれ、中央に置かれた大きな地球儀の周囲はローラースケートリンクになっているす。
少し離れたところにはマニラ水族館もある。
- リサール記念像;
- フィリピン国立博物館;
- フィリピン文化センター Cultural Center of the Philippines=CCP
ロハス大通りのほぼ中央、マニラ湾を埋め立ててつくられたフィリピン芸術の殿堂。
- サン・アンドレス・マーケット;
- マニラ動植物園;
- パコ公園;
パサイ市/マニラ南部 †
空港、国際会議場、貿易センターなどがある地区。
(見どころ)
- ナヨン・ピリピーノ:
- ラスピニャス教会:
- バクラランマーケット:
- フィリピン空軍博物館:
- モンテンルパ;
かって捕虜となった日本兵が収容されていた白壁の刑務所。マニラ市内から車で40分。
マカティ †
高層ビルが建ち名場部商業の中心地。日系企業の事務所もこの地区にある。
ショッピングエリアもこの界隈に集中している。
(見どころ)
- アメリカ記念墓地;
- アラヤ・センター
- アラヤ博物館;
(ショッピングエリア)
高級ブランド店も多く、優雅に買い物ができる
- グリーンベルト(Greenbelt)
アヤラセンターの中で最も美しく整備されたなショッピングセンター。グリーンベルト1から4まで4つの建物に分かれている。
Greenbelt Paseo de Roxas, Ayala Center, Makati City
グリーンベルト1:10:00-20:00(金・土曜は-21:00)
グリーンベルト2・3・4:11:00-21:00(金・土曜は-23:00)
Green Belt 2は飲食店専門館
- グロリエッタ(Glorietta);
マカティエリア最大のショッピングモール。映画館やレストランも充実している。
Ayala Center, Makati City
10:00-20:00(金・土曜は-21:00)
ボニファシオ地区 Bonifacio Gloval City †
マカティ地区に隣接する開発地域。高層ビルや高級レストランが多い。
マンダルヨン地区 Mandaluyong †
巨大なビルが次々に建設され、今う阿マニラの経済の中銀となっている。
シャングリラ・プラザやSMメガモールなどの大型ショッピング施設も相次いでオープンしている。
ケソン市 Quezon †
マニラ市の北東、40〜50分、
政府の官庁が多く、かってはここが首都だった。
(見どころ)
- クバオ;
ケソンシティ最大のショッピングセンター
- ニノイ・アキノ公園&野生動物救済センター
- ケソン・メモリアル・サークル:
初代大統領マニュエル・ケソンを記念して立てられたもの。
イーストウッド地区 East Wood †
ケソン市の近くに建設されておしゃれな若者の街。
キアボ&チャイナタウン †
(見どころ)
- マラカニアン宮殿 Malacaniang Palace;
パシッグ河畔にある純スペイン風の宮殿。
マルコス大統領追放の舞台となったところ。
古くはスペイン貴族の別荘だったといわれるが、スペイン、アメリカの統治時代には総督や高等弁務官の官邸として使われ、現在は大統領官邸。
1986年2月25日、コラソン・アキノ大統領誕生に伴い、宮殿は一般公開されている。国民は早朝から見学の列をなし、その人気は大変なもの。
- 宮殿博物館(現在休館)
午前(9〜12時)及び午後(1〜3時)。
火・水曜の午前・午後と木曜の午前はガイド付きツアーでP200。木曜の午後と金・土曜の午前・午後は一般公開でP20。日・月曜は休館。
- キアポ教会:ブラック・ナザレ像で知られる。
- ピノンド教会;
- サン・セバスチャン教会;
マリキナ市 Marikina City~ †
靴の専門店が多い地区。
靴博物館もある。
(gto)