ポーランド

ザコパネ Zakopane

タトラ山麓の山岳リゾート
ポーランド南部、スロバキアとの国境地帯には標高2000m級のタトラ山脈 Tatry がそびえる。その一帯はタトラ国立公園 Tatrzanski Narodowy Park に指定される。夏のハイキングや登山、冬のスキーなど一年を通して各地から観光客を集めている。
ザコパネは、タトラ国立公園滞在のベースとなるリゾート地。ここには、19世紀後半あたりから画家や音楽家など多くの芸術家たちが住み始めた。ホテルやカフェが集まる繁華街クルプフキ通り Krupowki から西方向には旧木造教会 Stary Kosciol Parafialny など伝統的木造建築が残されている。これらは、ザコパネ様式と呼ばれるもので、最初のザコパネ建築となったヴィラ・コリバ Willa Koliba 内部は博物館として公開されている。
また、町のあちこちでは名物となるスモークチーズが売られている。木彫り細工のようにさまざまな形をしているチーズは、牛や羊、山羊などの乳から作られた個性的な味を楽しめる。

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