モスクワ・近郊
コストロマ Kostroma; †
- 12世紀、今では「黄金の環」のひとつであるスーズダリのユーリー・ドルゴルーキー公によりつくられた町。
- ユーリー・ドルゴルーキー公はモスクワを建設した人物でもある。
- 町はボルガ河とコストロマ川が合流したところにあり、シーズン中はボルガ河の遊覧船めぐりが楽しめる。
- スサーニン広場を中心に放射線状に道が延びており、広場の向かいの白壁の「商業アーケード」周辺が最もにぎやかな一帯。
- 最大の見どころはコストロマ川対岸に建つ「イバチエフスキー修道院」。
- 中央の「トロイツキー聖堂」は16歳のミハイル・ロマノフの皇帝即位式が行われたところで、この即位により16世紀末から続いたロシア動乱の時代は終焉を迎えたという、ロマノフ王朝にとって意味のある修道院である。kj