オーストラリア/タスマニア州

タスマニア州(TAS)

1642年にオランダ人により発見されたタスマニア島(キャプテンクックではない)だが、実際に英国人による入植が行われたのは1803年となる。かっては監獄島だった。
タスマニア島は日本の北海道より少し小さい面積をもち、北半球での北海道とほぼ同緯度に位置する。全体が森に覆われ島の4分の1が国立公園であり、その数25箇所、大部分が世界自然遺産に登録されている。最大のものがクレイドル山・セントクレア国立公園。
またタスマニアンデビルなど多くの野生動物が生息することでも知られている。

(島内交通)

南部のホバートから北部のバーニーへ航空便があるほかは、主要都市間を結ぶ路線バスが運行されている。しかし便数が多くないためあらかじめスケジュールの確認が必要。ホバートを起点としてリッチモンドやポートアーサーへ、またロンセストンを起点としてジョージタウンなど北部海岸エリアやクレイドル山、セントクレア湖国立公園などへのツアーを利用したエクスカーションが一般的。なお、州内の国立公園の観光には入園パスが必要。