オーストラリア/クイーンズランド州

ゴールドゴースト;Gold Coast

アクセス

空港;

(市内の交通)

サーファーズパラダイス市街は南北約2km。ケアンズの市街よりは大きいが、レストランやショップなど観光客の行動範囲は徒歩圏内。市内、リゾート間を走る路線バスもあるが、ツアーに乗るのが一般的。

サーファーズパラダイス Surfers Paradise

ゴールドコーストの中心で、世界各国から観光客が訪れる。若年から熟年層、子供連れのファミリー、学生と幅広い客層に楽しまれている。ゴールドコースト滞在のツアーのほとんどがこのエリアのホテルに宿泊する。

観光客向け施設の大部分は、海岸沿いの幅2区画ほどの細長いエリアに集中している。
カビルモール、オーキッド・アベニュー、ゴールドコースト・ブールバードには洒落たレストランやオープンカフェが並び、オーストラリアならではのステーキ専門店やシーフードレストラン、多国籍なテイクアウトショップ、ファーストフード店、日本料理店が何軒もある。
通りには免税店、みやげ物店、ルイヴィトンやグッチなどの高級ブランド店のほか、様々なショップが入っているショッピングセンターがあり、食事や買い物には事欠かない。
街なかの見どころとしては、Q1ビル展望台などが挙げられる。

ビーチはすべてパブリックで、ビーチ内には売店やレンタルショップなどはなく、用具はホテルや沿道のショップでレンタルして持ち込む。シャワーは公共の物を使う。実際には他のビーチリゾートと異なり、ビーチで泳ぐ日本人は少ない。
毎週水曜・金曜は夕方からビーチ沿いにて、ナイトマーケットが開催される。

中心部のビーチでは毎朝7時より、ライフセーバーによるビーチウォークが行われている。約45分の散歩中に海岸での安全に関するライフセーバーのトークが盛り込まれる。
参加無料。団体の場合は予約が必要。

メインビーチ Main Beach

サーファーズパラダイスから北に続くエリア。コンドミニアムが多く、欧米人の長期滞在が主流で、アジア系の旅行者はほとんどいない。滞在する年齢層も高めで、落ち着いた雰囲気。小さな町の中心部、テダー・アベニュー沿いにカフェやレストランが並ぶセレブ御用達のエリアだ。
そこから北へ車で5分、ボートやクルーザーが停泊するマリーナ沿いにヨットの帆をイメージした白い建物「マリーナ・ミラージュ」がある。ショッピングモールにはエルメス、ヴェルサーチ、ルイヴィトンなどのブランド店、そしてウォーターフロントには洒落たレストランが並び、マリーナを眺めながら食事ができる。クルーズやマリンスポーツ関連のアクティビティはほとんどがここから出発する。エリアとしてはメインビーチと一緒のくくりで含められていることがあるが、前述の町とは全く別物と考えた方がいい。
ホテルは5スターのシェラトン・ミラージュのほか、高級ブランドのヴェルサーチがプロデュースした6スターホテル、パラッツォ・ベルサーチ PALAZZO VERSACE GOLD COASTがあり、高級感が漂うエリアだ。
さらに北へ車で2分ほど進むとシーワールド、その先にはシーワールド・ナラ・リゾートホテルとスピット桟橋がある。

ブロードビーチ Broadbeach~

ゴールドコーストの南側、サーファーズパラダイスから車で5分。ゴールドコーストの南側にあるサーファズパラダイスに次ぐ第2の街。5スターのソフィテル・ホテル、クイーンズランド州最大のカジノや日本人にも人気のある豪華ショーが楽しめるコンラッド・ジュピターズがあり、2つのホテルはモノレールで結ばれている。両ホテルから徒歩5分のところに、6000名収容可能なコンベンションセンターがあり、大型団体のパーティーはバンケット形式で1700名が可能。カジノとは陸橋で繋がっており、総合コンプレックス施設的な利用もできる。
フェニシアン・アパートメントの裏、サーフ通りの一角は洒落たレストランやカフェが並び、ローカルに人気のエリア。コンラッドホテルの向かい側には、280店以上のショップが集まる巨大ショッピングセンター「パシフィック・フェア」があり、ローカルと観光客で賑わっている。
サーファーズパラダイスとブロードビーチの中間あたりにクラウンプラザホテルがあり、最上階の回転展望レストランではゴールドコーストの景色を眺めながらバイキングディナーを楽しむことができる。

<テーマパーク>

ゴールドコースト周辺にはテーマパークや、オーストラリアの動物と触れ合えるスポットがいくつもあり、滞在中1日はいずれかを訪れるのがパターンとなっている。 入場後は乗り物、ショーは全て無料(記念撮影、ヘリコプターライドを除く)。また、各テーマパークでは閉園後の貸切パーティーが可能。

<世界遺産を巡る>

ゴールドコーストから内陸に1時間ほど車を走らせると、世界遺産に指定されている亜熱帯雨林の大自然が広がる。2つの異なる世界遺産地区を巡るツアーや、森林浴をしながらエコガイドとハイキングを楽しむツアーなどが催行されており、手付かずの自然を肌で感じることができる。珍しい植物の観察や野鳥の餌付けを楽しんだり、散策中にワラビーやトカゲなどの野生動物と出会うこともある。
また、ゴールドコーストからアクセスできる大平洋上の世界遺産としては、レディーエリオット島(グレートバリアリーフ)とフレーザー島がある。

<その他のアクティビティ、ツアー>

(ショッピング)

ショッピングセンターとしては、この国最大規模の“パシフィック・フェアー”やブランド品のアウトレット・ショッピングセンターの“ハーバータウン”などがある。 日本からのツアーで良く利用するのは“DFSギャラリア”、オパール博物館もある“オパール・ギャラリー”、大橋巨線の“OKギフトショップ”など。

(食事)

ゴールドコーストではここ数年洗練されたレストランやカフェが次々とできている。人気のシーフードをはじめ、日本、イタリア、タイなどの多国籍料理や、東洋と西洋が融合したモダンオーストラリア料理など大変、食も充実したグルメの街でもある。日本関連では気楽なラーメン屋や深夜まで営業している居酒屋もある。

(スパ&エステ)

クオリティーの高いエステが充実している。代表的なものとしては、ワタベウエディング直営のアヴィカリゾートやパラッツォ・ベルサーチ、Q1スパなどが挙げられる。^