アメリカ合衆国

イエローストーン国立公園 Yellowstone National Park

アクセス

公園入り口へのゲート・シティー

空路

いずれの航路も小型機の就航で、メジャーの航空会社の子会社化共同運航便となっている。
季節により運行本数も大きく異なるので、春と秋には時刻表をよく見て予約する必要がある。

道路事情

季節により通れる道路が変化する。
冬期はほとんどすべての道路が閉鎖されている。
4月下旬から徐々にオープンとなり秋までは殆ど開通しているが、道路工事のため閉鎖される箇所もある。
また、地すべり・落石、嵐のために交通制限や道路閉鎖されるところもある。
秋になると、道路によっては凍結する区間もあり、そこではチェーンやスノータイヤ装着などが義務付けられる。
殆どが11月初旬に閉鎖される。
冬でも通れる唯一の道路は、モンタナ州ガーディナーからクーク・シティまで。

ガイザー・カントリー

オールドフェイスフル・ガイザーをはじめとする多くの間欠泉があるエリア
イエローストーンのシンボルになっている間欠泉、
6地域に分けられる。
数多くの間欠泉のほかにや温泉もある。
水中に繁殖した藻の黄色と、空の色が合わさった色を見せるエメラルド色の湖水も美しい。

アッパー・ガイザー・ベイスン Upper Geyser Basin

200以上の間欠泉があり、観光の中心的存在で、見応えのあるダイナミックな間欠泉が多いところ。
周辺には宿泊施設も点在する。

ブラックサンド・ベイスン Black Sand Basin

ビスケット・ベイスン Biscuit Basin~

アッパー・ガイザー・ベイスンの北に位置する

ミッドウエイ・ベイスン Midway Geyser Basin~

ビスケットベイスンの北に位置する。

ロウアー・ガイザー・ベイスン Lower Geyser Basin~

オールド・フェイスフルとマデイソンの中間に広がる間欠泉&温泉地帯。

ギボン・ガイザー・ベイスン Gibbon Geyser Basin

マデイソンから東へ進んだ地域。
湿原の中を流れる小川に温泉が流れ込み、川面から湯煙がたち昇っている。

ノリス・ガイザー・ベイスン Norris Geyser Basin

イエローストーンのなかでいちばん活動的な地域であり、熱水現象は約3km四方に広がっている。
新しく熱水現象が始まった地域なので、いたるところで立ち枯れた木々の林を見ることができる。

マンモス・カントリー

賑やかなビレッジであるマンモス・ホットスプリングスを中心としたエリア。

ルーズベルト・カントリー

天気のよい日には美しい虹を見ることができるタワー滝や、ムース、バッファロー、コヨーテなどの野生動物が生息している谷ラマー・バレー Lamar Valley などが見どころ。
バッファローの群れを見ながら、西部劇さながらに駅馬車で回るツアーもある。
タワー滝は、公園の代表的景観のひとつ。

キャニオン・カントリー

38kmにわたりイエローストーンの名前の由来となった黄色い絶壁が続く、
イエローストーン大峡谷 Grand Canyon of the Yellowstone があるエリア。

レイク・カントリー

日本の琵琶湖の半分ほどの面積であるイエローストーン・レイクは、湖面が海抜2357mに位置する。
噴火口に水が溜まって形成された湖なので、現在も熱水が湧き出ている場所がある。

宿泊事情

公園内には宿泊施設、飲食施設、ゼネラル・ストア、レスト・ルーム、電話等を備えたヴィレッジが7ヶ所にある。
公園内のホテルやレストランはいずれもイエローストーン・ナショナル・パーク・ロッジス Yellowstone National Park Lodges に属しており、アムファック Am-fac Parks & Resort という会社が運営している。
夏期は早くから予約しておかないとなかなか確保できない。
周辺の都市には多くのホテルがあり、とりわけ、ウエスト・イエローストーンには多い。
シーズン中は宿泊料金や混雑度からいってもこちらの方がメリットも大きい。
(公園内のビレッジとホテル・ロッジ)
それぞれのビレッジにはキャンプ場も完備されている。