ドイツ/ベルリン・ゲーテ街道・ドイツ東部

ハルツ山地

東西約95km、南北約30kmに渡って広がるハルツ山脈は、以前は東西ドイツの国境地帯となっていたが、統一により自由旅行が可能になった。湿気を含んだ西風を受ける地域なので、川やダムが多く周辺地域の貴重な貯水地帯となっている。「ブロッケン現象」で知られるブロッケン山(標高1142m)は、この山地で一番高い山。「空飛ぶほうきの魔女」伝説発祥の地で、ゲーテの代表作「ファウスト」に描かれた事で、そのイメージは世界中に広がった。