スペイン/マドリッド周辺、スペイン中央部
アビラ (カスティーリャ・イ・レオン地方) †
マドリッドの北西107km、
標高1131mでスペインでも最も高いところにある都市。
11世紀にカスティーリャのアルフォンソ6世がイスラム軍よりこの地を奪回し、国土回復運動の拠点とした。
聖女テレサ・デ・ヘスス Teresa de Jesus(1515~1582)の生誕の地でもあり、カトリック教徒には馴染みの深い町。
主な見どころ †
アビラは「城壁と聖テレサの町」と呼ばれる
- 城壁;
周囲全長2562m、高さ12m、厚さ3m、88の円筒の塔がある。
1000〜1099年にイスラム教徒からの防備のために築いたもので、ほぼ四角形。9つの門のうちアルカサル門とサン・ビセンテ門が立派である。
- カテドラル;
後方にシモロという塔を防御のために配している。正面両脇の塔のうち右側は未完成のままの残された。