カナダ

旅行事情

通 貨

カナダドル  CAD  1CAD=約101.62円

時 差;

6つの時間帯がある
サマータイムは4月第1日曜〜10月最終土曜日  1時間進める
この時期の表示は従来標準時間(OST)と夏時間(PDT)に区別していたがS(Standard)、D(Daysaving)、現在はPT,MTのように表示されている~

気候・服装~

太平洋沿岸(B.C.州)~

バンクーバー

カナディアン・ロッキー(アルバータ州)~

バンフ

中部平原地方(サスカチュワン州、マニトバ州)~

ナイアガラ、メープル街道(オンタリオ州、ケベック州)~

ケベック・シティ

大西洋沿岸地方;(アトランティック・カナダ)~

大西洋からの海流と大陸からの気団がぶつかり圧地方で、最も気候の変化の激しい地方である。

シャーロットタウン

北西準州~

大部分は針葉樹林で、1年の半分以上は雪に覆われている。樹木限界線の北極圏では0度を超える日はわずか数週間に過ぎず、土地は永久凍土。

イエローナイフ

	

電 気

110V 60Hz プラグは日本やアメリカと同じAタイプ

電 話

国番号 1 アメリカと同じで一体化し、地域ごとにエリアコードで分けられている。
<カナダから日本への電話のかけ方>
ダイヤル直通でのかけ方は、以下の通り。
010(国際通話識別番号)+81(日本の国番号)+市街局番に0を抜いた電話番号
公衆電話にはコイン専用タイプと、クレジットカードも使えるタイプがある。コインは5、10、25セントしか使えないため、国際通話にはクレジットカードが使える電話が便利。カードを通して案内に従ってダイヤルするのだが、アナウンスはもちろん英語。
長距離通話用のプリペイドカードが使える電話も出てきているが、通話時間と料金の感覚が分からないと、使いづらい。
実際にはホテルからかけるか、日本の電話会社のサービスを利用する方が、多少割高になっても分かりやすい。

度量衡~

アメリカ同様マイル表示だったが、最近はメートル表示も併用されている。旅行者の目につきやすい道路などでは、マイルとキロメートルが併記されている。

出入国手続き;

カナダ入国手順~

入国に際しては機内で配布される税関申告書が入国カードも兼ねる。

カナダ出国手順

アメリカは乗り継ぎのみで滞在しない場合でも、到着空港で入国手続きをしなければならない。ツアー参加者がアメリカの査証免除プログラムの資格をクリアしているかどうか、事前に確認しておくことが必要だ。 アメリカはカナダの空港内に入国管理施設を置いている。アメリカ行きの便に乗る場合は、他の方面とは別の専用口から入り、入国審査を受ける。アメリカの到着空港では国内線同様に特に手続きはない。

査証

観光・ビジネス

観光、知人友人親族訪問、ビジネス出張、市場調査、学会等出席などの目的の場合、

就学許可証

6か月以内の場合は不要。6か月以内でも、下記のケースはビザ取得が必要になる。 ・カナダで合計6か月を超えて勉強したい場合
公立・私立の教育機関でフルタイムの学生として就学し、その教育機関のキャンパス内で働きたい場合

ワーキング・ホリデー

日本とカナダの間では、ワーキング・ホリデー制度の協定が結ばれている。この制度は、観光、留学、就労ビザとは異なり、 若い人向けの特別な渡航のためのもので、現地でアルバイトをして滞在費や旅行資金を補いながら、最長1年間の滞在を通して相手国の文化に親しみ、理解を深めることを目的としている。日本からカナダへは、日本に在住している18歳から30歳まで(申請時)の日本国籍者が対象となる。年間の定員(2005年は5000人)があるので注意。
詳細は日本ワーキング・ホリデー協会のホームページを参照のこと。
http://www.jawhm.or.jp/

税関

持ち込みの免税範囲は、タバコ200本、酒はウィスキーなどの蒸留酒1.14リットル、ワイン1.5リットルまたはビール8.5リットル(18〜19歳以上)のいずれかまで。 通貨は無制限だが、1万カナダドル以上(トラベラーズチェック等を含む)は申告が必要。

免税手続き(税金還付制度)

カナダで買い物をする場合には、連邦物品・サービス税(GST)7 % 、ハーモナイズド・セールス税(HST)15%と州税(州ごとに異なる)がかかる。外国人が観光を目的として1か月以内カナダに滞在した場合、滞在中に徴収された税金の一部が還付される。その手続きは非常に複雑で、ヨーロッパのように簡単に払い戻しが受けられるわけではない。

(還付できる税金)
GSTとHST。州税はケベック、オンタリオ、マニトバ州以外はできない

(還付の対象になる物品・サービス)

オーロラ観測

オーロラは、太陽から飛んでくる電気を浴びた粒子が地球の磁力に引き付けられ、地上80kmから500kmのところで大気と衝突し、そのエネルギーが発光した現象。1年中発生しているものだが、夜が長く気候が安定している12月〜4月中旬が観測のベストシーズンとされる。
オーロラ観測では、アラスカや北欧がよく知られているが、カナダでもオーロラが見られる。しかも、オーロラ遭遇率から言えば、カナダの方が確実性が高い。

オーロラが見られる地域

最も実績があるのが、ノースウエスト準州のイエローナイフ。イエローナイフでは2夜連続の観測で93%、3夜連続ならば98%以上の確立で見ることができると言われている。日本人観光客も年間数千人訪れるだけあって、日本人ガイドも多く、受け入れ体制も整っている。
ユーコン準州のホワイトホースもツアーに組み込まれることがある。他に、マニトバ州のチャーチル、アルバータ州のフォート・マクマレーなどもオーロラの観測地として知られている。
残念ながら悪天候でオーロラを見られなかったり、うっかり見のがすこともありうる。オーロラだけではなく、犬ぞりなど、他の楽しみも確保しておいた方がよい。

観測場所

オーロラ観測は町から離れた人工の光が届かない場所で行う。キャビン(小屋)や「ティーピー」と呼ばれるテントが設置されているので、ここで暖をとり、交替で「見張り番」をしながら、ひたすらオーロラの出現を待つことになる。外はもちろん寒く、マイナス20〜40度にもなる。厳寒期の夜に、いつ現れるや知れぬオーロラを待つのであるから、寒さ対策は万全に。特につま先が冷たくなるので、靴下は二重履きにすること。スキーウエア程度では不十分なので、現地で防寒着をレンタルするのが一般的だ。
そんな過酷な条件でも、せっかくここまで来てオーロラを見逃すわけにはいかず、外で待ち続けている人も多い。そんな人のためにホリデイではイエローナイフで「オーロラこたつ」をオプションで用意している。頭だけ残してシートでスッポリ囲んだ形になっていて2人用。これならずっと外にいられるというわけだ。

写真撮影の注意点

特殊な被写体なので、もちろんマニュアル撮影となる。絞りやシャッタースピードは現地のスタッフにアドバイスを受けるとよい。だいたい30秒くらいシャッターを開放することになるので、三脚とレリーズは必需品。フィルムはISO400〜1600の高感度のものを。寒冷地ではバッテリーが極端に消耗するので、予備の電池を用意しておくこと。
カメラに詳しくない人がコンパクトカメラをオートのままでシャッターを押して、フラッシュをたいてしまったりすると、周りの人にひんしゅくを買うことになるので注意。
また、外での撮影の後、すぐに温かい室内にカメラを持ち込むと内部が結露して故障の原因となるので、ゆっくりと温度をあげる工夫が必要だ。

防寒具

オーロラ観賞にはマイナス20〜40度に耐える防寒具が必要となるが、日本の一般的な店では入手しにくい。あったとしても金額的に負担が大きいし、荷物としてもかさばる。イエローナイフのようなツアーでもよく訪れるオーロラスポットでは、観光客向けに防寒具をレンタルしているので、それを利用するのが一般的だ。

カナダの紅葉

カナダのスキーリゾート

海外でのスキーやスノーボードなどウインタースポーツの行き先としては、カナダが筆頭にあげられる。雪質が軽くて滑りやすい、いわゆるパウダースノーであることが特徴。標高2千メートル以上までヘリコプターで上り、一気に滑り降りるヘリスキーなど、日本ではなかなかできないことも体験できる。

メープル街道;

ケベック・シティからナイアガラまでのローレンス川に沿ったルートのことで、秋は紅葉の見どころとして名高い。

ビーバー街道;

バッファロー街道;

ロッキー街道




カナダ観光局ホームページ
http:://www..canada.jp/ (日本語)