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キュランダはケアンズの北西約30kmのところに位置する、アサートン高原の入り口にある町。
熱帯雨林とそこに暮していたアボリジニの習慣をテーマにしたアトラクション施設が点在している。それらの施設と観光要素のある交通手段を組み合わせた１日ツアーが、ケアンズの終日観光の定番となっている。半日でも可能ではあるが、内容を大幅にカットせざるを得ず、間の抜けたものになってしまう。
キュランダ鉄道 Kuranda Scenic Railway；
ケアンズ駅からおよそ１時間45分かけてキュランダ駅まで行く観光列車。クラシックな車両で、ケアンズ市街やグリーン島を遠くに眺めながら、ゆっくりと険しい山を登っていく。途中、15のトンネルや滝が流れる光景などが見られる。駅からは、歩いて30分で一周できるほどの大きさだが、野外市場、コウモリやポッサムも見られる夜行性動物園、2000匹のチョウが園内を飛び交うチョウの保護区のほか、パンジージャンプやリバークルーズが楽しめるスポットもある｡
観光列車；片道A$35、ロープウエイ；片道A$36,往復A$52,（子供半額）
熱帯雨林の上を行くロープウェイ。ケアンズから車で10分のカルボニカレイスク駅から、レッド・ピーク駅、バロン滝駅を経てキュランダに至る。途中駅でゴンドラを降りて、駅周辺を散策することもできる。乗り換えがあるものの、トータルで片道7.5kmもあり、世界で２番目に長いロープウェイで、途中駅に降りずに真っ直ぐ行っても片道45分かかる。