アジア/インドネシア
バリ島 Bali †
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バリ島こんなところ †
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- 世界各国から旅行者が来ている国際色豊かなリゾートで、日本だけでなく，オーストラリア，シンガポール，香港，台湾、ヨーロッパからのバカンス客も多いため，ホテル内で日本人だらけというイメージは少ない。
最近はチャーター便で寒い国から休暇にやってくるロシア人家族も多くみられる。
- 年間の外国人Visitorはおよそ30０万人，そのうち日本人が約10％。
コレラやテロ、殺人などニュースになる事件に反応しやすいものの、回復は早く、バリ便は全便ほぼ満席状態で運行されている。
- 気持ちのいい接遇がリゾート客への満足感を与えている
観光で生きている島，労働人口の多くが観光産業に従事している。
アジアの周辺のリゾートの中でも、比較的人件費の安い国だから，観光客へのアテンドにあたる人たちが沢山いて，ゆったりした動作と笑顔の接遇がリゾートへの旅行者に好感をもたれている。
- 退屈しない，変化に富んだリゾートアイランド
何もしないでただのんびりしているだけの単なるリゾートだけでなく，かといって都会的喧騒からも離れ，両方がうまく組み合って、変化を与えてくれる島だ。
- 観光スポットも豊富
たっぷり2日間分見どころがあり，滞在の短さを感じる。伝統舞踊（バロン、レゴン、ケチャック）も安い。
もっともオペレーターによってはロブスターディナーなどを組みあわせて高いものにしてオプション販売しているものもある。
- 滞在費が安く上がる
物価が安く，リゾートホテル内の飲食も市内から比べれば高いがリッチ雰囲気にさせてくれる中でのサービスとしては、ほかのアジアのリゾート地から比べると割安感がある。
ガイド，バスなども安く提供され，十分なサプライが出来る体制が整っている
- スパ／エステ／マッサージが旅行者に人気
ホテル内だけでなく，デンパサール市内やクタの繁華街にも数多くある。40〜50ドル（1時間）でホテル往復の送迎がある。
くたにはいかがわしいところもあるので、ホテルや府ガイドなどに聞いておくといい。
- 日本語の出来る人が多く、言葉に不自由を感じることはないものの，単純な言葉のやり取りには問題がないが，複雑な会話が出来るレベルは少なく，文字の読み書きは殆ど出来ない。
ガイドやウエイトレスなど直接日本人が旅行者にサービスするところにはいない。
すべてローカルスタッフで対応している。
- 言葉の不自由・不便さを感じさせない
リゾート地区には大型ショッピングセンターやスーパーマーケットがあり，食品，生活物資，お土産などを買うことが出来る。タクシー利用してホテルから10〜154分。
長期滞在する場合でも，市場への買出しなどしなくても，日本的なショッピングセンターで，食材，生活必需品を調達可能だ。
- ヒンズー教のバリ島には犯罪が少ない。
しかし，観光産業の発展とジャワ島の失業率の増加でイスラム系の人たちが増えてきて，他の国にありがちなひったくり，詐欺などの犯罪も増加傾向にある。
バリ島の住人は仕事がなくなれば故郷に帰って家族と暮らすので、生活に困ることはないが、他島からの移住者はそういうわけにはいかないため、犯罪がおきやすい。
クタ地区を中心に若い女性を狙ったジゴロの徘徊も少なくなく，明らかに引っかかっていると見える茶髪・ガングロスタイルの女性も時折見かける。
- フォトギャラリー「バリを彩る花々」
データ †
- 面 積
5634K�屐 陛豕�都の約2,6倍､愛媛県とほぼ同じ）
- 人 口
約300万人
- 民 族
93，5%がバリ族
- 行政区画
インドネシア27州の一つ、８県51郡603村からなる
- 州 都
デンパサール
- 宗 教
大部分がヒンズー教
- 気 候
熱帯性気候
4〜9月 南東貿易風が吹く乾期
10〜3月 北西季節風が吹く雨期
圧倒的に雨が多いのは、1月、12月 少ないのは9月、8月
気温は月による変化は少ないが、平野部27〜28、 山間部4〜5度下がる
- 時 差
バリ島は日本より1時間遅れ、（島によって異なる）
（アクセス）
空港； †
ングラ・ライ国際空港
バリ滞在・生活の情報 †
- 交通機関
- ショッピング
- レストラン
- 救急医
- バリ料理
エンターテイメント †
- レゴン；
宮廷舞踊で、バロンより上品な舞で演じられる。
夜19時半ごろから1時間
- ケチャック；
儀式舞踊 毎夕どこかの地域で開催されている。
上半身裸の男たち数十人により派手な身振りをしながら「ケチャッ、ケチャっ」と祝詞のようにリズミカルに唱える。中心にいる仮面の舞が舞う。
ウルワトゥ寺院のサンセット観賞のそばにステージが出来ている。
バリのリゾートエリアの特徴とホテル †
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- 四国の3分の1ほどの島だが，リゾート地はデンパサールを中心とする南部海岸地帯にあり，いくつか分散している。
- どこのビーチも遠浅でないので、海の中での海水浴をしている人はほとんどいない。
- バリ島はヤシの木より高い建物が建てられないため，ホテルは横に広がっている。
- デラックスなリゾートホテルはヌサドゥアだけに限られていたが、最近は多様なニーズに合わせたコンセプトの高級ホテルが島内各地に誕生している。
- 各国からの受け入れが均等しているため，各ホテルの稼働率も良く，どこのホテルも強気なビジネスをしている。
したがって、格安ツアーのホテルはそれなりのものであって、快適に滞在できるレベルの高いホテルはどこも破格の料金が出てこない。
- ヌサドゥア Nusa Dua
バリ島の中でもっとも大型のデラックスホテルが集まってる。
15年以上前にバドゥン半島の東側に計画的に開発された地区で、どこのホテルも緑いっぱいの広い敷地で，ロビー・レストランなどのファンクションと客室が離れている。
ほとんど広いビーチに面しており，ホテルの前は専用ビーチとして管理されている。
各ホテルとも、入口のセキュリティも２４時間体制でガードしている。
- ブノア
- クタ Kuta
クタビーチの中心地区は下町ムードが漂い，ローカル色豊かで雑然としている。
若者を中心とする小さなホテルが多い。世界中の若者が集まり，バイクの喧騒が絶えない。サーフィンの中心エリア。
長期滞在者向きのエコノミータイプのホテルもこのエリアには沢山ある。
- レギャン Legian
クタビーチの北隣
100室前後の中堅ホテルが多く，日本のツアーでも多く利用されている。
最近はデラックスホテルも増加しつつある。
- スミニャック Seminyak
クタビーチの北
比較的新しく開発が進んでいるリゾートエリアで，おしゃれなデザインホテルやヴィラタイプのこじんまりしたお忍びタイプが多い。
北隣にクロボカン地区があり，スミニャックと同様なコンセプトのホテルが点在する。
- クロボカン Kerobokan
- ジンバラン Jimbaran
空港の南側，バドゥン半島の入口に位置する。
新しくオープンしたデラックスホテルがいくつかある地区、
ホテルによっては、断崖の急斜面を利用して建てられているため，ホテル内に広々とした感じがなく，部屋，ロビー，レストラン，プールサイドなどの移動に階段部分が多いので，年配者には不向き。
- サヌール Sanur
オランダ植民地時代の別荘のあった地域で，環境も恵まれている。
ヌサドゥアが開発される前，およそ15年前までは最初の本格的リゾートとして開発された地域。
他の地区では新しい大型ホテルの開発が進むが、サヌールでは近年ホテルの新築があまりない。各ホテルともリーズナブルなルームレートになっている。
その割にはそれなりのリゾート気分の味わえるホテルが点在する。
長期滞在型のヴィラや別荘が多く建っている。
- ウブドUbud
ビーチエリアから離れた山間部の起伏に富んだ地形の中に点在する小さな村や町がある地域で、その中にポツンポツンとホテルが点在する。こじんまりした落ち着いた雰囲気の，お忍び形ホテルが多い。さながらジャングルの中にあるホテルといった感じで，華やかさはない。都会的雰囲気の繁華街へは，車を走らせなければならない。
いくつかのデラックスホテルもある。
観光事情 †
多くのツアーは滞在中終日自由行動で，観光は全てオプションとなっていることが多い。
オプショナルツアーとして設定されている
(主なツアー)
- ウブド観光；
芸術の村散策、バロンダンス観賞や民芸品工房めぐり付きもある
- キンタマーニ観光；
途中、タンパクシリン観光も含む、ウブド観光と組み合わせて終日もある
- タナロット寺院のサンセット；
ケチャックダンス；ウルワトゥ寺院のサンセットと組み合わせる場合もある。
- ブサキ寺院と古都クルンクン観光(終日)；
- ラフティング(川下り)；
デンパサールDenpasar †
島の中心となる都会で，ヌサドゥア，クタ，サヌールいずれの方向からも車で20〜30分。もっともどこからどこまでがデンパサールなのか，道路を走っている限り境界はわからない。~
ウブド Ubud †
渓谷やライステラスのある田園風景で中の村々の集まり。
各村は伝統芸能や各分野の芸術の中心となっている。
道は２車線以上の広々とした通りはなく，アップダウンを繰り返す。
藤細工，家具木工，木彫工房，銀製品，バテックなどの染色･織物，ジャワコーヒーの焙煎など、
バドゥン半島の観光ポイント †
- ウルワトゥ寺院；
高さ100mの大崖の上に建つ
- GWKカルチュラルパーク；
ジンバランの丘の上に誕生した未完成のテーマパーク。
タナロット寺院サンセット観光と組み合わせる場合もある。
最終的にヒンズー教のガルーダ・ヴィシュヌ神の巨大な146mの像が完成する予定だが，現在，頭部だけの銅像が安置されている。
駐車場から頭像前まで長い階段を昇る。
バリ中部の観光ポイント †
- ププタン広場~
- チャトル・ムカ像；バリヒンズーの大神｢4つの顔｣の意）
- ガジャ・マダ通り
- 市場（パサール）
- プメチュタン宮殿
- ジャガトゥナタ寺院
- バリ博物館
- バードパーク
- タンパシリン Tampaksirling
キンタマーニの外輪山の麓の村、ウブドとキンタマーニの中間で，どちらからも約30分。
聖なる泉(湧水)と沐浴上がある寺院見学。
バリ中西部の観光ポイント †
- タナ・ロトゥ寺院 Tanah Lot
クタの北西,満潮時には陸地より孤立する
クタビーチから北西方向
海に突き出たような小島の岩の上に建つ寺院。
クタの北西,満潮時には陸地より孤立する
対岸の高台からサンセットのシルエットを眺めるために沢山の人が集まる。
- タバナン Tabanan
- メングウィ Mengwi
- ブラタン湖・ブドゥグル Lake Bratan,Bedugul
バリ東部の観光ポイント †
- ブサキ寺院：
バリ・ヒンズー教の総本山~
バリ最高峰アグン山麓に建つ
大小30もの寺院が集まる複合寺院
- キンタマーニ/バトゥール山裾野
プヌロカン展望台
ウブドから約60分、バトゥール山の外輪山の中腹の村。
バリでいちばんの景勝地。
バトゥール山(1717m)とバトゥール湖を眺望する。
- スマラプラ
- パダンバイ
- チャンディダサCandi Dasa
- トゥンガナン^
バリ島東部にあり，日本人にはまだなじみがない。片道２時間半かかる，
先住民「バリ・アガ」の居住地。
小高い丘の上に医師壁に囲まれた村落では，独特な織物「イカット」を制作している工房がいくつかある。ヨーロッパ人には大変興味を持たれている。
途中，パダンバイあたりに小規模な塩田が点在していて、名物の｢塩｣を手に入れることが出来る。空港売店の10分の１ほどで買える。
- アンラプラ
- アメッド
- トゥランペン
- レンボガン島
- ペニダ島
- ダイビングポイント
ムンジャンガン島
トゥランベン
アメッド
バリ北部の観光ポイント †
バリ西部の観光ポイント †
アクティビティ †
ゴルフコース †
バリの諸物価と非アクすると異常なほどプレイフィーが高い。
日本の名門コース並みだ。
一年中、日中はかなり暑いので、早朝スタートしないと苦しい。
クルーズ； †
- デイクルーズ；
東へ高速船(300人乗り)で1時間のプニダ島へ,
所要時間約8時間、ＵＳ＄85
出発;9;15 帰着16;00
朝食とブッフェ･バーベキューランチ込み
- サンセット・ディナークルーズ；
所要時間約2時間30分
出発；18;00 帰着20;30
生バンドによるダンスショウ
ディナー（ドリンクつき）
4歳以下無料,5〜14歳半額
バリの暦 †
- バリ島には独自の暦があって、この島だけで使われているカレンダーがある。
- このカレンダー一つで、祭りや伝統行事などバリの生活が一目でわかるようになっている。
- 暦は日曜から土曜まで縦に日付が並ぶ。
- すべてのページには制作者の写真が左上にある。
- 暦はサカ暦SAKAとウク暦WAKUで構成され、日々の祭りや伝統行事が細かく書き込まれている。
サカ暦 †
- 暦に見出しにはSAKA1930などとある。1930は西暦2009年に当たる。
- 1930年前、インドのクシャーナ王朝（ヒンズー）のカニシュカ王が即位したときにはじまる。
- バリ島では公共機関や学校が使う西暦とともにヒンズー教のサカ暦も使われる。
- サカ暦は月の満ち欠けを基準にしており、カレンダーに満月と新月の日が分かりやすく記されている。
- 1年の始まりが春の3〜4月の新月の翌日に年が明ける。(2009年は3月26日）
- 満月と新月には必ずお供えとお祈りをする。
- 新年（ニュピ）前夜は島をあげての厄払いが行われる。
- 人々はオゴオゴという張りぼての人形を作り、悪霊退散を祈願して町を練り歩く。
- 翌日の新年（ニュピ）には人々は24時間あらゆる日常生活をやめ、外出をせず家に閉じこもる。-悪霊が彷徨わないようにするために家で静かに祈りをささげる。「静寂の日」といわれる。
- 通りやビーチには人一人いない。旅行者もこの日だけは一歩も外出できない。
観光客が許可なく外出しているとポリスから厳重に注意される。
- この日は火を使うことができない。たばこも料理もご法度。電気もつけない。
ホテルでの食事も限定的になっている。
- この日にバリを発着する航空機はあらかじめフライトキャンセルとなっている。
ウク暦 WUKU †
- 祭や伝統行事に使われる。
- ウク暦は1年が30週からなっている。1週7日ｘ30週＝1年210日。
- １ヶ月は35日からなり、１年は6つのトゥンプックからなる。6ヶ月の210日で暦が一巡する。
- トゥンプッ(Tumpek)とは、土曜日（saniscaraサニスチャラ）のことで、語源はジャワ語のテンパ。
- 多くの催事が1年に2度あることになる。
- 各寺院での祭礼（オダラン）も、このウク暦から決められている。
- バリの人にはウク暦で第何週の何曜日に生まれたが決まり、その日が誕生日となる。したがって西暦と合わせて1年に3度誕生日がくることとなる。
- さらに自分の村のお寺の誕生日が大切で、寺が出来た日が盛大に祝われる。
- 30週それぞれに名前だ付けられている。これにより祭の日程が決まる。
- 30週それぞれ日常の生活の中での何かに感謝し祈願する日が決められる。
- カレンダーの左下部分に記載されていて、何週目の何曜日に祭があるかがわかるようになっている。
- 主なものは
- 第2週土曜日：トゥンプック・ランドゥップ
金属に感謝する日
は鉄や金属の道具類、農耕機具、大工道具、日用品、バイク、車などに日頃の感謝と敬愛をこめて供物を捧げて祈願する。
- 第7週土曜日：トゥンプック・ウドゥー
果物に感謝する日
果物の木や植物をお供えする。農作物の豊作を祈願する。
- 第11週水曜日：ガルンガン
お盆のように、祖先の霊が島に戻る日
人々は何日もかけてお供え物を作り、正装して果物や花をお供えする。
悪霊を払う村の守り神バロンが通りを練り歩く。
- 第12週土曜日：クニンガン
祖先の霊を送り出す日。
いわゆる送り盆で、黄色に色づけされたご飯ナシクリニンを食べる。
- 第17週土曜日：トゥンプック・クルルッ
楽器に感謝する日。
ガムラン楽器など民族楽器にお供えをする。
- 第22週土曜日：トゥンプック・カンダン
家畜や動物に感謝する日。
牛や豚、鶏、小鳥などの家畜に供え物をささげ聖水をかける。
- 第27週土曜日：トゥンプック・ワヤン
影絵人形に感謝する日。
祭で使う影絵芝居に使う人形に伝統が続くように祈願しお清めうをする。
- 第30週土曜日：サウスワティ
学問と文学の神様に感謝する日。
この日は本を読んだり文字を書いたりしてはいけない。
学校では授業がなく、生徒たちは正装をして祈りの儀式に参加する。
