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[[ドイツ/ベルリン・ゲーテ街道・ドイツ東部]]
*ハレ Halle [#l90418bc]
(ザクセン・アンハルト州)~
人口:約24万人~
-ザーレ川Saaleの両岸にまたがる町で、機械工業や化学工業の集まる工業都市であるとともに、大学都市でもある。~
-中世14世紀から16世紀には、塩の取引きが盛んに行われていた。~
-1685年、作曲家ヘンデルGeorg Friedrich Handelの生まれ故郷。~
-旧市街の中心となるマルクト広場には、ヘンデルの像が立つ。~
-広場に面するマルクト教会 Marktkirche は、ヘンデルがオルガンを弾いた教会。~
1702年、この教会のオルガン奏者となった彼は、数々のソナタやカンタータを作曲する。その後北ドイツに赴き、やがてロンドンに渡って住みつくことになる。~
この教会ではルターも説教を行っている。~
-ヘンデルの生家 Handelhaus は、彼自身の生涯とその作品についての資料が展示される。~
-毎年6月には、この街でヘンデル音楽祭が開催されている。~
***アクセス [#sd9d6da0]
-空路~
ライブツイヒ・ハレ空港 Leipzig−Halleairportが両方の都市の間にあり、ハレからは25kmと近い。~
ヨーロッパの主要都市との間に直行便が就航している。~
特急ICEが空港駅からハレ中央駅およびライプツィヒLeipzig、ドレスデンDresdenに向かい、マクデブルクMagdeburg、ハノーファー方面に発着している。~
ハレ市内とは路線バス#300が夜間まで30分間隔で運行されている。~
-鉄道~
ベルリンからの直通列車は少ない。~
ベルリン中央駅Berlin Hbf.からは急行ICでハレ中央駅Halle (Saal)Hbf.駅まで1時間20分。2時間間隔。~
フランクフルト中央駅Frankhurt a/M Hbf.からはドレスデン行きでエアフルトErfurt乗換となる。3時間50分。2時間間隔。~
ライプチッヒLeipzigからは25分、1時間間隔。~
ハレ中央駅Halle (Saal)Hbf.駅は町の中心部の南東徒歩約15〜20分にある。~
***見どころ [#t0096a8b]
-マルクト広場 Marktplatz:~
広場に面してマルクト教会の塔と15世紀に建てられ、80m近い高さをもつ赤い塔Rotet Turmがある。~
中央にヘンデルの銅像(1859年)がある。~
-マルクト教会 Marktkilche:~
4つの高い塔が立つ。古い教会のものとして残っているのはこれらの塔だけである。~
内部に2つのオルガンがあり、小さな方のオルガンにヘンデルは昔キリストの落書きをしたという。~
ルターの遺体が埋葬のためにヴィッテンベルクへ運ばれる途中に夜の間ここに置かれた時にかたどられたという、ルターのデスマスクである。~
祭壇の後ろに固定されている。~
オルガンコンサートは、火曜と木曜の16:00、日曜10:00の礼拝の時に行われる。~
-ヘンデルの家 Handelhaus~
ヘンデルの生家で、その生涯と作品をたどる記念館となっている。~
16、17世紀のチェンバロを含む古楽器の数々も展示されている。~
Grosse Nicolaistrasse 5~
http://www.haendelhaus.de~

ハレ ~
-ヒートルズ博物館 Beatles Museum~
オーナーのライナー・メーアスが、1964年から集め始めたコレクション。~
3階建ての建物に、伝説の写真、レコードのジャケット、フイルム・ポスターから、かつら、ジグソーパズルそれにタルカムパウダーといった雑貨品に至るまで約l万アイテムの中の一部を展示している。~
この町に似つかわしくないが、もともとケルンにあったもので、借りていた建物の家賃が高すぎて、この町に移転してきたもの。~
館内には記念品を売るギフトショップもある。~
Alter Markt 12~
http://www.beatlesmuseum.halle.de~
-モーリッツブルク城 Schloss Moritzburg~
城は30戦争で破壊されたが、その一部がモーリッツブルク国立美術舘 Staatliche Galelie Moritzburgとして改装され、19・20世紀のドイツ絵画・彫刻を中心に各時代の第一級の作品を集めている。~
その他、中世から現代に至るガラス製品や陶磁器、金細工品、硬貨やメタルの豊富なコレクションが展示されている。~
フリーデマン・バッハ広場 Friedemann Bach Platz 5。~
http://www.moritzburg.halle.de~
-聖モーリツ教会 Moritzkirche:~
この教会には彫刻家コンラート・フォン・アインペックKonrad von Einbeckの作品が所蔵されている。~
「苦悩の人Der Schmerzensmann」、聖モーリス像Figur des hl.Mauritius(1411年)、「ピエタSchmerzeusmadonna」(1416年)など。~
Hallorenring。~
-製塩技術・製塩所博物館 Technisches Halloren−und Salinenmuseum:~
Mansfelder Strasse 52。~
-大聖堂 Dom:~
もとの建物は14世紀初頭のものだったが、1520年頃、改修され3廊式身廊を持つホール式の教会に変えられている。~
Domplatz~
***周辺の見どころ [#pe9f74e5]
-アイスレーベン Eisleben:~
詳しくは[[こちら>../アイスレーベン]]~
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後にロンドンで名声を得た作曲家ヘンデルの生まれ故郷。旧市街の中心となるマルクト広場には、ヘンデルの像が立つ。広場に面するマルクト教会 Marktkirche は、ヘンデルがオルガンを弾いた教会。ここではルターも説教を行っている。ヘンデルの生家 Händelhaus は、彼自身の生涯とその作品についての資料が展示される。毎年6月には、この街でヘンデル音楽祭が開催されている。~
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