イタリア
アクセス; †
- 日本からの直行便;
従来はミラノ経由ローマ行きになっていたが、現在はそれぞれの直行便となっている。
東京発;
- アリタリア航空(AZ);
ミラノ(MXP)行き
毎日AZ787. 14:00Lv./18:30Ar.(火・木・日はJLとの共同運航、AZ機材)
ローマ(FCO)行き 金曜除く毎日
月・水・土 AZ785 .14:55Lv./19:55Ar. (JLとの共同運航、AZ機材,)
火・木・日 AZ7789 .13:45Lv./18:30Ar. (JLとの共同運航、JL機材)
- 日本航空(JL);
ミラノ(MXP)行き
月・水・金・土 JL417. 13:45Lv./18:20Ar.(金・土はAZとの共同運航.JL機材)
ローマ(FCO)行き 金曜除く毎日
火・木・日 JL409 13:45Lv./18:30Ar. (JLとの共同運航、JL機材)
月・水・土 JL5063. 14:55Lv./19:55Ar. (JLとの共同運航、AZ機材,JL5063)
- アエロフロート・ロシア航空(SU)
ローマ(FCO)行き
木曜. SU584.13:00Lv./20:45Ar.(モスクワSVO経由)
- 乗継便;
ミラノやローマへ滞在しない場合はヨーロッパのほかの都市から直接イタリア国内の都市へ行くことができるが、便数が少ない。同日乗継ができないことが多い。
格安航空会社便もあるが、乗り継ぎのターミナルが同じでない場合があるので注意を要する。また荷物も最終目的地までスルーで送れない場合があり、その場合は乗継空港で税関検査を受けてア改めて格安航空会社カウンターに荷物を持って移動しなければならない。
- ヨーロッパ経由便;
同日乗継できる経由地
ロンドン、パリ、アムステルダム、フランクフルト、チューリッヒ、ヘルシンキ、
帰路の乗り継ぎはイタリアを午前中に出発となる。
- アジア経由;
ヨーロッパ経由便より割安のため、人気がある。
地方都市からアジアへの直行便を利用すると成田や関空経由より便利な場合がある。
アジアのいずれかの都市で乗り継ぐ。
いずれも日本を早朝便で出発する。
ソウルICN経由(大韓航空KE)以外はアジアの経由便は現地の翌朝到着となる。
帰路はソウル経由以外はアジアの乗り継ぎ地で1泊または、長時間空港で待機しなければならない。
ソウル経由の場合にはソウル・日本間が同日乗継できない場合もある。成田など可能な都市でも成田到着が遅くなり、鉄道やバスなど公共交通機関がなくなってしまうため、空港周辺で宿泊を余儀なくされる場合もある。
いずれの経由が得策かを十分検討して選択する必要がある。
- 空港
- ローマ;
フイミチーノ(FCO.レオナルドダビンチ)
定期便はすべてこの空港の発着となっている。
チャンピーノ;
チャーター便と一部の格安航空会社便が発着している。
- ミラノ;
マルペンサ(MXP);
おもに国際線と欧州内路線が主流
リナーテ(LIN);
欧州内路線と格安航空会社便
- ベネチア;
マルコポーロ
国内線や欧州内からの直行便が多い。
日本からの定期便発着はないが、シーズンによりチャーター便が運航されている。
(国内の交通事情)
イタリア国内の航空網 †
- 格安航空会社
欧州内にはかなりの数の格安航空会社があり、イタリア各地へも直接就航している。
標準的なものから比べると非常に安いが、欠点もある。留意の上予約しなくてはならない。
各社とも航空機の保有数が少ないので、小都市へも就航しているが便数が少ない。
発着空港が別になっており、市内からかなりはなれた都市にある場合がある。
同じ空港内でもターミナルが待った区別のところにあり、メインターミナルからの輸送手段がタクシー以外はない場合もある。
価格変動が非常に激しい
- ヨーロッパの格安航空会社
- イタリアの格安航空会社
イタリアの鉄道 †
イタリアの主要列車は、トレニタリアTRENITALIA(イタリア鉄道)が運営し、イタリア全土を網羅しており、主要都市へは高速列車が運行されているため便利だ。日本と同じように特急料金や座席指定料金が追加されるのでバスより割高感がある。
http://www.trenitalia.com/ (英語もある)
イタリアでは鉄道、バスなど交通機関内は全面禁煙。他国をまたぐ国際列車も、イタリア国内に入ればたとえ喫煙車両でも全面禁煙となる。
IC、ESなどの特急列車は、一般料金に加えて特急料金 <Supplemento Rapido>が必要。全席指定。
ESや国際列車は予約が必要。
座席は1等車 <Prima classe>と、2等車 <Seconda classe>の2種類。
乗る前に必ず駅の黄色い機械でスタンプを押すこと。
- 列車の種類
(特急・急行)
- ES;エウロスター Eurostar
特急。イタリアの主要都市間を結ぶ。全席指定。
料金にはすでに指定席予約料金が含まれている。
予約は2ヶ月前からで、当日は列車が始発駅を出てから3時間後まで可能。
- EScity; エウロスター・シティーEurostar City
車内をより快適にしたエウロスターの新型車両
- AV; エウロスター・イタリア・アルタ・ヴェロチタ Eurostar Italia Alta Velocita
時速300kmの走行が可能な新型車両'。
- T-Bizティー・ビズ
ローマ-ミラノ間を4時間5分で結ぶ、エウロスターの新タイプ。
途中の停車駅はボローニャ中央駅のみ。ローマ発、ミラノ発それぞれ一日2本(土日は除く)。
料金は通常のESよりも割り増しとなる。
- EC; ユーロシティEuro City (国際列車)
隣接する国を結んでいる国際特急列車。
1・2等がある。普通運賃+特急料金。
- IC;インテルシティー Intercity
国内主要都市を結ぶ急行。
全席指定ではない。席の予約は任意で、予約する場合は3ユーロの追加料金がかかる。
ハイシーズンなどには満員で通路まで人がいっぱいということもあるので、予約をした方がいい。発車直前まで予約可能。
- ICplus;インテルシティー・プラス Intercity Plus
インテルシティーの新型車両。
全席指定、料金にはすでに予約料金を含んでいる。
発車直前まで予約可能。
- ICN;インテルシティ・ナイト:
イタリア国内主要都市間夜行急行列車
- EN;ユーロナイトEuro Night 国際夜行列車
- CIS ;チザルピーノCisalpino 国際列車(イタリア・スイス間)
ベネチア・ミラノ〜ブリグ間に運行
ICN以外の夜行列車での個室寝台(1〜3名部屋)、クシェット(6名部屋)利用時の寝台指定券
(普通列車)
普通運賃のみ
- Exp;エスプレッソ Espresso 急行 ~
- D;ディレット Diretto
州内、あるいは隣接する州とをつなぐ準急
- IR;インターレジョナーレ Interregionale
州間をまたぎ、主要都市などを結ぶ準急
- R;レジョナーレ Regionale
州内を走る鈍行。2等車両のみ
- 乗車券、指定券の予約購入
- 駅出札窓口(切符売り場Biglietteria)
メモに帰して係り員に見せると間違いがない。
行き先、片道andataか往復andata e ritorno,か、1等車両(prima classe)か2等車両(seconda classe)か、枚数。
主要都市の駅の窓口はいつも大変混雑しており時間がかかる。市内の旅行代理店のほうが落ち着いて相談にものってくれる。
またすりやひったくりにあう危険も多い。
また、自動販売機Self Serviceが設置されている駅もある。機械の指示に従いながら画面の選択ボタンを押し、希望する切符を購入する。
- 旅行代理店agenzia di viaggi
入口に"TRENI"または"Trenitalia"のマークが貼ってある旅行代理店でも乗車券と指定券予約購入できる。
- インターネットのサイトからの予約・eチケット
TRENITALIAのサイト上でも切符の予約、購入が可能(2ヶ月先まで)。
利用にあたっては、はじめにユーザー登録が必要となる。
トップページで、希望の出発駅/目的駅/日付/時間を入れると、列車のリストが出てくる。
希望の列車が見付かったら、一番右端のBuy(Acquisto)をクリックして、購入画面へ進む。
- チケットレスサービス Ticketless;
エウロスターES、エウロスター・シティEScity、アルタ・ヴェロチタAV、ティー・ビズT-biz、インテルシティーIC、インテルシティ・プラスICplus、インテルシティ夜行ICN、エスプレッソEに、チケットレスで乗車できるサービス。
予定が決まっている場合に利用すると便利だ。
支払いはクレジットカードで前払いとなり、支払い完了後に電子メールでPNR(予約番号)とCP(予約変更番号)が送られてくるので、この番号を控えておくかメールをプリントアウトしておく。
乗車の際に予約番号PNRを列車内で車掌の検札に伝える。
切符の変更、払い戻しについても関連ページにある。
切符の変更は、切符の種類によって駅の窓口でしか受け付けないものもある。
- 切符プリントアウトサービス
インテルレジョナーレ、ディレット、レジョナーレについてはメールの添付ファイルをプリントアウトしたものが乗車券となる。
乗車前に切符に刻印をする必要はない。
切符には購入者の名前が記され、検札の際にパスポートを見せる必要がある(他人への譲渡不可)。
乗車日、乗車列車が特定され、切符の変更、払い戻しはできない(ただし、出発時刻から3時間後までなら、同種の列車に乗ることが可能)。
乗車前の切符の刻印について
購入した切符は駅構内に設置されている黄色い小型の機械に入れて、乗車前に刻印すること。忘れると不正乗車とみなされ、罰金を払わされることになる。
ただし、全席指定のエウロスター、インテルシティー・プラスの場合は刻印の義務はない。
正しい切符を持たずに乗車した場合も罰金が科せられる。
http://www.trenitalia.com/ (英語もある)
イタリアの鉄道はストライキ(ショーペロsciopero)が頻繁に行われる。
TRENITALIAサイトに情報が事前掲載されるので、利用予定の場合にはチェックが欠かせない。
長距離バス(プルマンPullman)~ †
- 市内のバスAutobus
アウトブスの切符は停留場近くの売店や、駅の自動券売機などで購入する。
都市によってルールが違うが通常は時間性になっている。
バスにのったらすぐに備え付けの機械で刻印する。検札があった場合、きちんと刻印済みの切符を見せなければ罰金などを支払わされる。
フェリー: †
国内だけを往復しているものと近隣諸国とを結ぶものがある。
フェリー乗船券の購入
港のチケット売り場の他、大きな町などにあるフェリー会社のオフィス、港のある町の旅行代理店、
ネット購入も可能。
- 座席
船会社によってこうした区分は異なる。
- 船室(Cabin/ Cabina)
船によってカテゴリーが違うものがある。
- 座席(Seat/ Poltrona)、
座席は船内自由席になっている。
- 甲板(Deck/ Ponte)、
外で寝ろというもの。場所によって値段も大きく変わる。
イタリアのタクシー事情 †
すべてメーター制
車体のデザインは都市ごとに統一されている。頭にTAXIに表示がある。
都市の道路が狭いため、流しはほとんどなくて、タクシー乗り場に待機している。
ホテルやレストランで無線で呼ぶ場合には呼び出し料が若干プラスされる。
早朝・深夜・荷物の割り増しもある
空港敷地内から出発する場合には若干の割り増し料がかかる。
その他の交通手段 †
- レンタカー;
イタリアのドライバーは他のヨーロッパ諸国から比べると相当に運転が荒っぽいのに加えてスピード狂が多い。
市内ではまさに何でもありの運転でゆっくり走っているとかえって事故を起こしやすい。
高速道路のサービスエリアで注射しておいても車内の盗難が頻繁に起きる。車内には何も置かない。トランクルームなどあけていると狙われるので、出発の時まで開けない。
ローマやミラノなどの大都市は道路が複雑で分かりにくい。
空港から直接郊外に高速道路で出てしまうと案外時間のセーブになる。
レンタカー会社によっては21〜25歳以上で運転歴が1年以上に限るという制限を設けている。
道路事情 †
イタリアではほとんどの高速道路は有料。
観光局・現地旅行社(リンク) †
イタリア政府観光局
〒107-0062 港区南青山2-7-14 南青山273ビル1F
TEL:03-3478-2051/2
http://www.tabifan.com/italia/
http://www.enit.jp/