サンクトペテルブルグ・近郊
サンクト・ペテルブルグ Saint-Petersburg †
- モスクワに次ぐ規模の大都市。
- バルチック海のフィンランド湾に面している。
- 1703年ピョートル大帝によって、ネヴァ川河口の無人だった湿地帯に多量の石材を運んで築かれた人工都市。
- 1712年にモスクワから遷都。200年間にわたりロシア帝国の首都となる。
- ピョートル大帝の後、エカテリーナ女帝、アレクサンドル一世、 そしてニコライ二世に至るまでロマノフ王朝の歴代ツァーリがこの都市の権力を欲しいままにしてきた町は革命により一変した。
- 10月革命後、レーニン率いるソビエト政府が誕生した。
わずか300年の間にさまざまな激動の歴史を乗り越えてきた。
- 1924年1月26日レーニンの死後5日目に都市名が ペトログラードからレニングラードに変わった。
- 1991年10月に当初のサンクトペテルブルグに戻った。
- 100以上の島が65本の川と運河で結ばれている。
- 365本の橋により構成される石造りの町は「北のベニス」とも呼ばれ、建物の高さを制限することで昔の姿がそのまま保存されている。
- 中心街はネヴァ川の左岸に広がる。最大の見どころとなるのは、エルミタージュ美術館。その前にある宮殿広場と旧海軍省からはメインストリートとなるネフスキー通りなどが放射状に延びている。
- ネヴァ川をはさんで2つの島、ヴァシリエフスキー島、ペトログラツキー島がある。
- ヴァシリエフスキー島の岬にロストラの燈台がある。
- トロイツキー橋の向うにはネヴァ川に浮かぶようにペトロパブロフスク要塞が建つ。
- 市街にある4路線のメトロは、見どころの集まるエリアを結んでいる。
- 1990年歴史的な街並みが世界遺産に登録されている。(QTA)
空港 †
プールコヴォ空港 St Petersburg Pulkovo Airport (LED)
鉄道駅; †
方面により発着駅が異なる。
- モスクワ駅
- フィンランド駅
- ワルシャワ駅
- バルチースキー駅
- ヴィチェブスク駅
市内の交通機関 †
旅行者には地下鉄が便利。
劇場 †
- マリンスキー劇場;通称マリインカ
モスクワ・ボリショイ劇場と並ぶオペラ・バレー劇場。
1783年に創設されて以来、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「スペードの女王」など多くの作品がここで誕生している。
市街地 †
- ネフスキー大通り;
旧海軍省前から一直線にのびる市内随一の大通り。
- 文学カフェ;
ロシアの名だたる作家が通ったという有名なカフェ。プーシキンはここから決闘に出かけたといわれている。
見どころ †
- エルミタージュ国立美術館;
所蔵300万点
ピョートル大帝の娘エリザベータ・ペトロヴナ女帝がコレクションを始める
エカテリーナ2世になって4000点以上のコレクションをする。
特に西洋美術は400もの部屋で展示されている。
- デカブリスト(元老院)広場;
- 青銅の騎士(ピョートル大帝像)
- ニコライ聖堂;
- 聖イサク聖堂;
40年をかけて完成
- 宮殿広場;
エルミタージ美術館
アレクサンドルの円柱が中央にある。
- カザン聖堂;
ネフスキー大通りのほぼ中間に位置する。
ローマ・サンピエトロ大聖堂に似た半円形の回廊を持つ聖堂。
- アレキサンドル・ネフスキー大聖堂;
周辺に4つの墓がある。
- ラザレフ墓地
- チフビン墓地;
ドストエフスキーの墓
- ペトロパヴロフスク要塞;
ピョートル小屋博物館
- 巡洋艦オーロラ号
- 夏の庭園;
白鳥運河
- スモーリヌイ修道院;^
- 血の教会(スパス・ナ・クラヴィー);
モザイク画が美しい
- ロシア美術館;
ロシア絵画の膨大なコレクション
「ヴォルガの船曳人夫」(レービン)