フランス
(交通事情)
アクセス; †
フランスのゲートウエイはパリCDG
- 日本からの直行便:
すべてパリ・シャルル・ド・ゴール空港CDG発着
現在は成田(NRT)発着が大部分,関西(KIX)1便のみ
航空会社によリ発着時間が異なる。
- エールフランス
(NRT)
往路:
午前出発・同日午後到着便毎日2便(火曜は1便)
夜出発・翌早朝到着便毎日1便がある。
復路:
午前出発・翌日朝到着火曜を除く毎日1便、
午後出発・翌日午前到着毎日1便、
夜出発・翌日夕刻到着毎日1便。
(KIX)
往路:
午前出発・同日午後到着便毎日1便、
復路:
午後出発・翌日午前到着毎日1便、
- 日本航空(毎日1便)
(NRT)
往路:昼出発・同日午後到着
復路:夕刻出発・翌日午後到着
- 全日空(毎日1便)
(NRT)
往路:昼出発・同日夕刻到着
復路:夜出発・翌日午後到着
(季節により発着時間が異なる)
- ヨーロッパ内乗継便:
日本からヨーロッパへの直行便は乗継ですべて同日パリへ到着できる。
乗継空港によってはニースなどへ乗り継ぐこともできる。
復路はパリ発が午前の早い時間になり、ホテル出発は早朝になる。
- アジア・中近東経由便
大韓航空KEでソウルICN乗り継ぐと同日に到着できる。地方空港からは便利だが、復路の接続が悪い都市もある。
マレーシア航空MH、シンガポール航空SQ、タイ航空TGはいずれも乗り継いで翌朝到着となる。復路は日本への便が夜行便となる。
国内の航空網; †
- Air Franceはフランスの主な航空会社で、フランス各地への国内線を網羅している。
- 国内線も大部分はエールフランスとなっている。
- 高速列車TGVが運行されている都市へは便数も少ないが、パリから遠距離への便は少なくない。
- 大部分の便はパリを中心に往復しており、地方間は少なく、列車による方が便利だ。
- パリには2つの空港(CDG、ORY)があるが、国内線は大都市へは両方の空港から発着している。中小都市はどちらかになる。
- 従来、国内線にエア・アンテールAir Interがあったがエールフランスに吸収合併していて、その路線もエールフランスにより運航されている。
- フランス領になっている海外県の島には地域の航空会社がある。
鉄道 †
- フランスは鉄道が発達しており、一部のローカル線は第3セクターとなっているが大部分は国鉄SNCFの運営となっている。
- 主要幹線には高速列車TGVと在来線があり、在来線の一部はディーゼル気動車による区間がある。
- 地方の支線は第3セクターで運営されている。
高速列車TGV †
パリを中心に国内主要都市間、近隣国の都市間を運航している。
TGVはパリから専用線を走り、そのまま在来線に入り込んでいくものが多く、大部分の都市はTGVでカバーできている。
パリからは各方面ともおおよそ1時間圏内には停車駅がない。したがってTGVができても在来線は重要な路線となっている。
(TGVの路線網)
- 地中海線:
パリ〜リヨン〜バランス - アヴィニョン・ニーム 及び マルセイユ 、ニース
パリ〜ディジョン〜ジュネーブ、ローザンヌ
- 大西洋線:
パリ〜ル・マン〜レンヌ〜ブレスト
パリ〜トゥール〜ボルドー〜ルルド、ツールーズ
パリ〜トゥール〜ツールーズ
パリ〜トゥール〜ビアリッツ〜イルン(スペイン・バスク)
- ユーロスター・北線:
パリ〜リール〜(ユーロトンネル)〜ロンドン
ロンドン〜リール〜ブリュッセル(ベルギー)
- タリス:
パリ〜リール〜ブリュッセル〜アムステルダム(オランダ)、
パリ〜リール〜ブリュッセル〜ケルン(ドイツ)
- 東線:
パリ〜ボードクール〜ストラスブール
さらにスイスのバーゼル、チューリッヒまで
- 東連絡線:
パリの中心部を経由しないで、郊外で地中海線と北線とを直結して直通運転されている高速連絡線。
パリ近郊には、シャルル・ドゴール空港と直結しているシャルル・ドゴール空港TGV駅、マルヌ=ラ=ヴァレTGV駅(ディズニーランド・パリに直結の最寄駅)の 2 駅がある。
在来線 †
近隣諸国のうちスペインへは在来線による列車となる
スペイン方面とはゲージが異なるため、国境駅でゲージ切り替えが行われている。
従来は台車の交換をしていたが、現在は自動切替の列車が運行されている。
フランスでは、銀行や郵便局、美術館やメトロなどあらゆる機関で頻繁にストライキgreve(グレーヴ)が起こる。
ほとんどの場合事前に予告してくれるので、現地の寺日や新聞の報道を見ておく必要がある。
鉄道を利用する日が近づいていたら、日本人の多く集まるお土産店やレストランで尋ねるといい。
レイルパスは †
3、4、5、6、7、8、9日間のものがある。
通用期間は1ヶ月間、2等ユースパス〔12‐25歳〕は2ヶ月間
スイス・ジュネーブ、ベルンも国内扱いされる
2人用(同一行動)が割安
TGVはすべて予約 若干の手数料がかかる
使用開始前に駅窓口でスタンプ押印
長距離バス; †
- パリを起点にフランス国内各地や欧州内の隣国の主要都市に運行されている。
- ユーロライン社EUROLINES
- 発着:パリ国際バス・ターミナル(GARE ROUTIERE INTERNATIONALE )
28, AVENUE DU GENERAL DE GAULLE 93541 BAGNOLET
メトロ GALLIENI ペリフェリック(環状道路)そば
http://www.eurolines.fr/
http://www.eurolines.com/
- フランスは鉄道が発達しているので、多くは鉄道を利用するため、長距離バスはほとんど若者のバックパッカーが利用者の中心となる。
- 治安上もリスクがある。^
- 時間的なことを考慮すると、最寄り駅まで鉄道を利用し、近郊の観光地への日帰りなどに地元の路線バスを利用するのが賢明だ。
路線バス(AUTOBUS) †
主要都市からは周辺に路線バスがある。
観光地や鉄道のない中小都市への移動に欠かせない。
タクシー事情 †
- どこの都市もほぼ同じ料金体系で運営されている
- 料金はメーター制。
- 基本料金5,2ユーロ。1Km毎に約0.71ユーロ追加。
- 早朝・深夜、休日には割増料金が追加される。
- 流しのタクシーはない。ホテルや駅前、観光名所付近のタクシー乗り場から乗る。
- フランスのタクシーは基本はうしろ3人乗りで、4人目(助手席)は乗車を断られる。
ここは自分の空間という首都湯のようで、愛犬などをのせている運転手もいる。
運転手によっては頼みこむと4人乗せてくれる。その場合には追加料金が必要となる。
- 荷物が多いときにも追加料金がかかる。
- チップは料金の10〜15%ぐらいが目安。
その他の交通手段; †
- 地下鉄:
パリParis、リールLille、リヨンLyon、マルセイユMarseille、ツールーズToulouse、ルーアンRouenという6都市で地下鉄が運行されている。
パリでは市内の地下鉄RATPと近郊と市内中心部へ入り込んでくる郊外電車RERがある。
- 路面電車(LRT)
各都市で路面電車が見直され、相次いでおしゃれな電車が市内を走っている。
ストラスブール、ボルドーなど。
レンタカー †
- レンタル資格は、HertzもAvisも21歳以上(一部の車種では例外あり)。
- フランスのレンタカー大手はAvis,Herz,Eurocarで主要都市の空港には事務所を設けている。
- Avisとフランス国鉄が提携しているため、主要駅構内にはAvisの店があり、駅構内の駐車場から直接利用できるので便利だ。各駅とも台数に限りがあるので予約が必要になる。-他のレンタカー会社も主要駅周辺には店を構えている。昼休みには閉まっているのでご注意。
- 車を返す時に店が閉まっていたら、車を店の駐車場に駐車させて、出発の際に受け取った書類に走行距離表示の数字を記入して、車のキーと一緒に封筒に入れて店の専用ポストに投げ入れておけばOK。クレジットカードで借りた場合に限る。
道路事情: †
- 主要都市間はほとんど高速道路で結ばれている。最高時速は130km/h
- 大都市周辺50km圏内は無料で、その以上は有料だがかなり安い。
- 一般道路も標識はわかりやすく、道幅も十分にある。
- 大都市の中へ入ると道路が複雑でわかりにくいことが多いのでレンタカーなどでは目的地へたどりつくのに一苦労することがある。
- 運転する場合、乗車している全ての人がシートベルトを着用しなければならない。
運転免許証、保険の証明書、その他車を所有するという証明書を携帯していなければならない。高速道路の料金所やドライブイン一般道路の途中で警察官による検問がたびたびおこなわれている。
- ときにはアルコール検査や不審なものを持っていないかとトランクを開けさせられることもある。車の盗難や麻薬の取り締まりも兼ねている。
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