スペイン/スペイン北部、巡礼の道
ビルバオ Bilbao (バスク地方) †
- マドリッドから397km、サン・セバスティアンから100km、バルセロナから607km、サンタンデールから116km
- 人口約43万人
- 北スペイン第一の工業都市。
- 1300年に建設された中世の町。15世紀末から港湾都市として重要になり、英仏などと交易が盛んになる。
- 19世紀末イギリス資本で鉄鋼業が開発されると欧州でも屈指の工業都市となり、豊かなバスク地方の中でも最も栄えたところとなったが、そのおかげで人口流入が激しくバスク地方の中ではバスク人が最も少ない都市となってしまっている。
- 市内の中心地を流れるネルビオン川沿いには工場や石油コンビナートが集中している。
- スペインのモーツァルトと言われた作曲家アリアーガの生誕の地で、市内に彼の名を冠したアリアーガ劇場(19世紀末)がある。
- 近年この町が注目を浴びたのは、グッゲンハイム美術館のオープンである。現代美術に興味のある人には見逃せないところである。
アクセス †
- 空路:
欧州主要都市から毎日数便、国内線はマドリッド、バルセロナ、バレンシア、セビリャ
- 鉄道:
マドリッド・チャマルティン駅から直通は1本5時間、ブルゴスから約2時間、1日4〜5本運行
空港 †
ビルバオ空港(BIO)
市内から11km北
見どころ †
- グッゲンハイム美術館
1997年,造船所跡地に建設されたもの。
ソロモン・R・グッゲンハイムによるコレクション。
建物そのものも前衛的で、フランク・ゲーリーの設計による。
ニューヨーク、ヴェネチア、ベルリンに次いで4番目となる。
- ビルバオ湾には100年前に造られた鉄製の橋が有り、この橋でフェリー船を引っ張り広い湾を行き来している。この橋は世界遺産。 -- 浅沼 肇?