プロバンス
アビニヨン Avignon †
- 1309年教皇クレメンス５世がアヴィニョンに滞在することになった歴史的に有名な「アヴィニョン捕囚」の舞台。
- 1377年グレゴリウス11世がローマに戻るまで続いたが、事実上キリスト教界の首都となった。
- 現在も法王庁宮殿やプティ・パレ美術館 Musée du Petit Palais として利用される大司教館など当時の建築が残っている。
- レピュブリック門とサン・ベネゼ橋を結ぶ一帯には細い路地と古い町並みが続く。
- 時計台広場 Place de l'Horloge から延びるジャン・ジョレス通り Cours Jean Jaurès にはレストランやカフェが並びにぎわいをみせる。
- アヴィニョンは1947年に始まった夏の国際演劇祭の開催地としても知られる。
アクセス †
- 空路：
パリ・シャルル・ド・ゴール空港からアヴィニョン・コモン空港へ約１時間10分。
空港から市街までバスで約15分。
- 鉄道：
パリ・リヨン駅からTGVで約２時間40分。
マルセイユからはTGVで約30分。
Avignon TGV駅から市街までシャトルバス利用。
在来線のAvignon駅は旧市街地に隣接している。
見どころ †
- 法王庁宮殿 Palais des Papes
14世紀にローマから移った法王のために建てられ、以降７代の法王が住んだ宮殿。
岩山に食い込むように強固に造られた城塞でもあり、堅牢な外壁の内部は1万5000平方ｍという広大な敷地をもつ。
シンプルな北の旧宮殿と豪華な装飾の南の新宮殿が置かれる。毎年7〜8月に国際的な演劇祭が開催される開場にもなっている。
日本語のオーディオガイドが用意されている。
開館：9:00〜17:45（時期により変動）
- サン・ベネゼ橋 Pont St. Bénézet
童謡『アヴィニョンの橋の上で』に謡われる橋。
12世紀に神のお告げをきいたベネゼが資金を集めて建てられた22のアーチに支えられた全長900メートルの大きな橋。
以降、度重なる増水で橋が流されるたびに再建されたが、17世紀の大洪水で18のアーチが流されてからは川の途中で切れたまま放置されている。
開場：9:30〜17:45、3/15〜10/31は9:00〜19：00）
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