フランス/ピカルディ、Picardie ノール Nord
アラス Arras †
織物の交易で栄えた町。毎週土曜日に市が立つ。
- ケルト人の定住地を起源にし、古代ローマの駐屯地にもなった歴史を持つ。
- 6世紀に聖ヴァーストが教会を設立すると、後にベネディクト会派の修道院へと発展し、強大な力を持つようになった。
- 1180年には国王から商業特権を授けられ、貿易や銀行業で経済的な発展を遂げ、さらに織物業も盛んになって町は潤った。
- 特にタペスリーの生産は有名で、アラスの名はタペスリーの代名詞ともなっている。
- しかし、その後はしばしば領有問題で揺れ、戦乱に巻き込まれたこともあった。
- 街には歴史的建造物が多く残っている。Qkbt
地ビールがある。
アクセス †
Arras停車のTGVで50分。
見どころ †
- アラス大聖堂:
ゴシック様式のは1030年から1396年にかけて建設されたもの。
- 市庁舎:
鐘楼が「ベルギーとフランスの鐘楼群」として世界遺産に登録されている。
- シタデル:
「ヴォーバンの防衛施設群」として世界遺産に登録されている。