クロアチア
ザグレブ Zagreb †
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クロアチアの首都。13世紀から文化や芸術の発展を遂げた町には、ゴシックやバロック様式の重厚な建築物が多く残されている。中央駅から北、共和国広場 Trg bana Jelacica のあるイリツァ通り Ilica までのエリアに整然とした新市街が広がる。共和国広場の北には小高い丘が広がり旧市街となっていて、ケーブルカーで上ることができる。旧市街の東側エリアはカプトル地区 Kaptol 、西側はグルニィ・グラード地区 Gornji Grad と呼ばれている。それぞれ聖母被昇天大聖堂 Katedrale Marijina Uznesenja と、聖マルコ教会 Sv. Marka Crkva がシンボルとなっている。旧市街の散策は徒歩で回ることができる。TA
空港；ザグレブ国際空港 Zagreb International Airport †
市街から約17km。
（市内までの交通機関)
- タクシー；約250km
- 空港バス；市内のバスターミナルまで 30分後と 約30分
鉄道駅；ザグレブ中央駅 †
トミスラフ広場に面している。
http://www.hznd.hr (クロアチア語)
バスターミナル； †
中央駅から徒歩20分、
Avenija M. Drzuca bb
http://www.akz.hr (クロアチア語、時刻表の参考に)
市内の定期観光ツアー †
- 観光トレイン；
市内中心部共和国広場BAN KAFE前から無料の観光とレインが出ている。所要時間はわずか。
民族祭；~ †
7月下旬の週末2日間
主なみどころ †
- 共和国広場（イェラチッチ広場） Trg bana Jelacica
ザグレブの中心に位置する広場で、丘の上に広がる旧市街への入り口でもある。17世紀に造られた広場の周辺には20世紀以降に立てられたビルが並び、１階部分に入ったショップやカフェに多くの人々が集まる。旧市街から見下ろすと広場の辺りが「溝（ザグレブ）」となり町の名の起源となったとされる。
- トミスラフ広場
中央液晶面の緑豊かな芝生の公園タイプの広場で、中央にドミスラフ騎馬像が立っている。この広場に続いて、ストロスマイル広場、スリュスキー広場とつながり、共和国広場まで遊歩道となっている。広場の中にはアートパビリオン、現代美術館などもある。
- 聖母被昇天大聖堂 Katedrale Marijina Uznesenja
カプトル地区に建つザグレブのランドマークとなる大規模な聖堂。13〜18世紀にかけて建設され1880年の大地震の後でネオゴシック様式で再建されたもので、２つの高い尖塔を持つ。内部にはルネッサンス様式の祭壇やバロック様式の説教壇などが保存されている。また、16世紀にトルコ軍と戦ったクロアチア戦士の墓石も置かれている。
- 聖マルコ教会 Sv. Marka Crkva
ゴルニィ・グラード地区の象徴となる教会。屋根のモザイク装飾が特徴的で、クロアチア王国とザグレブ市の２つの紋章が並んでいる。13世紀に建てられたゴシック様式の教会は、1880年に復元されたもの。内部にはクロアチアの彫刻家メシュトロヴィッチの作品が置かれている。
- 石の門 Kamenita Vrata
内部に聖母マリア像が置かれる礼拝堂があることで知られる門。1731年の火災の時に聖母マリア像だけが無傷だったことから、奇跡のマリア像と呼ばれている。中世には木造の門だったが、18世紀に石造りに改築された。門の近くには、1355年開業の薬局がある。
- ナイーヴ・アート美術館 Hrvatski Povijesni Muzej
ナイーヴ・アートとは、ガラスに描く素朴な絵画。クロアチアで盛んなアートで、もともとは農民が農閑期に描いたものがその始まりと言われている。四季それぞれのクロアチアの風景が描かれたものが多い。この小さな美術館では、イヴァン・ラブジンやイヴァン・ラツコビッチなど世界的に知られる作家の作品を展示している。
開館；火曜〜金曜 10:00-18:00 土・日曜；10:00-13:00 閉館；月曜
http://www.hmnu.org
- 青空市場 Dolac Market
1926年から旧市街に続く活気あふれる市場で「ザグレブの胃袋」とも呼ばれている。新鮮な果物などを試してみるのも楽しい。周辺の路地には雑貨や骨董などの屋台も並ぶ。毎日朝から午後３時ごろ（週末は12時頃）まで多くの人々でにぎわいをみせている。
