[[中国/河北省]]

*臨漳 (りんしょう/Linzh?ng) [#w803e15b]
河北省邯鄲市の管轄になる~
三国時代、魏の曹操が都をおいたのがこの地であった。それだけに魏に関わる遺跡が多い。 ~
***見どころ [#d2a34732]
-鄴城三台遺跡(ぎょうじょうさんだいいせき)~
鄴城は春秋時代・斉の桓公の時代に建てられたのが始めとなる。~
三国時代、後漢代末期に曹操が袁紹に敗れてから都城とし、銅雀・金鳳・冰井の3つの台を築いたことから、村の名前として残っているが、現存するのは銅雀、金鳳の二台の基のみである。臨漳からバスで三台で下車、~
--銅雀台(どうじゃくだい) ~
曹操が子の曹丕、のちの魏の文帝を登らせて賦を作らせたところとされる。~
--金鳳台(きんぽうだい)~
銅雀台の約100m離れた所にある。~
--冰井台(ひょうせいだい)~
台上に氷を貯蔵する井戸があった。~
-曹操栓馬桩(天下第一柏):~
高さ22.5m、周囲5.6m、樹齢1,000年以上の柏の巨木~
皇帝や王が自ら農耕を行う籍田や閲兵儀式、水軍の訓練した玄武池があった地で、曹操は毎回訪れるたびに、この樹に馬をつなぎ止めたとされる。~
三国時代にあったとすれば樹齢は1,800年以上になる。~
鄴城三台遺跡から約4km先になる。~
-曹奐墓~
曹操の孫で燕王曹宇の子、魏最後の皇帝・元帝曹奐の墓。~
天下第一柏より南東約2km~
現在、南北長64m、東西長51m、高さ4.6mの封土だけで。周囲は耕地となっていて、墓の煉瓦などが散乱している。最近建てられた墓前の祠があるだけのもの。~
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