[[.ベルギー・ブルージュベルギー西部]] *ゲント Ghent [#ha04af1d] Gent(蘭)/Gand (仏)/Ghent(英)~ -東フランダース州州都~ -ブリュッセルの北西55km~ -人口25万の「花の都」~ -「青い鳥」の作者メーテルリンクの故郷。~ -16世紀の神聖ローマ皇帝カール5世も、この地で生誕。~ -彼の庇護の下に黄金時代を迎えたこの町は、ブルージュと並ぶ北方ルネサンス発祥の地でもある。~ -聖バーフ大聖堂にあるファン・アイクによる門外不出の祭壇画「神秘の子羊」はフランドル美術の最高傑作。~ -近年は臨海工業地帯として発展し、西フランダース地方の中心都市に生まれ変わった。~ ***アクセス [#h87fdf49] -鉄道~ ブリュッセル中央駅からゲント、ブルージュ方面行ICで40分。~ ゲント・シント・ピーテルス駅下車。~ パリ北駅からTGVタリスでブルージュ、オステンド方面行タリスで2時間5分。~ ゲント・シント・ピーテルス駅下車。~ ***見どころ [#s3ad7afd] -聖バーフ大聖堂 Sint Baafskathedraal~ 地上部はゴシック様式。中に入ると、高い天井、豪華な装飾に目を奪われる。~ 極めつけは、ヤン・ファン・アイク作(兄弟合作とも)の祭壇画「聖なる子羊の礼拝(神秘の子羊)」。~ 象徴性豊かなフランドル絵画の頂点に立つ作品。~ -鐘楼 Belfort~ 13世紀ごろにギルドによって建てられたもので、高さ91m。~ 鐘楼の東隣には、15世紀に建てられた 繊維ホール(ラシャ取引所)Lakenhalleがある。~ -聖ニコラス教会 St.-Niklaaskerk~ 13世紀に建てられた、スヘルデ川流域を代表するゴシック建築。~ -シント・ミヒール橋 Sint-Michielsbrug~ レイエ川にかかる橋。そこから眺める鐘楼、聖バーフ大聖堂、聖ニコラス教会はこの町を代表する風景。~ また、河岸のグラスレイGrasleiとコレンレイKorenleiに並ぶ古いファサードも見事だ。 ~ -市庁舎 Stadhuis~ 16世紀の建造ですが、ゴシック様式とルネッサンス様式がつなぎ合わされている。~ 「ゲントの和約」の会場。~ -フランドル伯の城 Het Gravensteen~ フランドル伯アルザス家のフィリップが1180年に造った城塞。~ 小べギン会院 Klein Begijnhof~ 建物は17世紀のもの。いまも会員たちが羊を飼ったりしながら平和に暮らしている。~ なお、西にある大べギン会院は、19世紀末に移転したもの。 ~ -ゲント美術館 Museum voor Schone Kunsten ~ 14世紀から20世紀前半のヨーロッパの巨匠たちの作品を収蔵している。~ ヒエロニムス・ボスからマグリットまで。~ -ゲント市立現代美術館 S.M.A.K. Stedelijk Museum voor Actuele Kunst~ 1945年以降のベルギー内外の芸術家の作品を収蔵している。~ -考古学博物館 Oudheidkundig Museum van de Bijloke~ 14世紀に建てられたベイローク修道院にある。~ さまざまな時代のガラス、陶器、装飾品、武器、衣装などを見学。~ -民俗学博物館 Museum voor Volkskunde~ ゴシック様式の施療院の中にあり、1900年ごろのゲントの庶民の暮らしの様子や、職人の工房を再現している。~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ----~ #comment( {[above], [nodate], [noname]} ) #menu(ベルギーメニュー)