[[海外旅行に必要な書類]]

*ビザ取得 [#c63c0235]
**ビザとは [#r39acb62]
旅券は海外で自分自身を証明する書類、ビザ(査証)はその旅行者が訪問する国がその人を入国・滞在に問題ない人かどうかを審査して許可を与えるもの。相手がふさわしい人でないと判断したらその人は入国できない。そういうビザの取れなかった人は出発空港で搭乗させてもらえない。~
日本が相手の国と「査証相互免除協定」を結んでいる国への訪問の場合、訪問の目的が短期間で観光であればビザを必要としないで入国してもいいという国が多い。但しこれは日本国の旅券を所持している旅行者に限っているため、日本に在住していても外国籍の旅券を所持している人には該当しない。日本同様に相互免除協定を結んでいる国であれば日本人同様にビザなしで訪問できる。~
ビザを取っているからといって、無条件に入国が認められているとは限らない。あくまで許可は入国審査官の裁量に任されている。これはビザを必要とする国でも不要の国でも同じだ。~

**ビザの種類 [#c068b664]
渡航の目的により、また国によりビザの種類が違う、それにより滞在が許される期間や訪問回数が限定される。また、本人の旅券の有効期間が6ヶ月とか3ヶ月以上残っていないといけない国もある。渡航目的にあったビザを取得しないと、厳しい罰則を科せられたり、強制送還をさせられたりする場合がある。~
与えられた滞在許可日数以上滞在していると不法滞在になり、以後その人は入国管理のブラックリストに登録されてしまって、以後どんなビザも取得できないなんていうこともある。とくに留学・ワーキングホリデイビザなどで甘く見ている若者に多いケースだ。~
以下のカテゴリーがすべての国にあるわけではない。~
-観光ビザ~
休暇や観光に限って与えられるビザで、多くに国が90日以内の場合ビザ不要となっている。但し、入国の際の審査官の審査で短い滞在しか認められない場合もある。~
発展途上国や戦乱状態にある国では出発前にビザを取得しないと入国できない国が多い。~
日本国以外の旅券を所持している人はビザを必要としたり、滞在期間が短くなったりすることがある。国によっては空港到着時にビザ取得をする場合もある。~
-商用ビザ:~
会社の出張や現地と取引をするなどビジネスを目的とする場合のビザ。~
大部分の国で事前のビザ取得が義務付けられている。国によって必要書類もビザ取得の日数も違う。~
-就労ビザ;~
一定期間現地の法人や個人経営の店などで働くためのビザ~
-ワーキングホリデービザ;~
日本国籍を持つ若者のためにビザ。~
働きながら現地の人と交流したり旅行することを目的として一定期間滞在を認めているもの。現地で長期間生活するため煮物ではない。~
(受入対象国)~
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス~
-留学ビザ;~
海外留学をするためのビザ。国によって滞在期間が違う。~
いずれも入学金・学費などを支払って入学許可証が発行されてから申請できる。~
-通過ビザ~
その国を経由して他国へ行く場合、滞在時間が24時間以内などの条件で認められるビザ。~
入国ビザの取得が非常に困難な国では、72時間などの滞在を通過ビザで認めているところもある。~

**ビザの申請 [#g60dfc15]
ビザの申請は日本国内にある渡航先国の大使館・領事館で受け付ける。~
必要な書類は国によってちがうため、あらかじめ大使館・領事館に問い合わせなければならない。~
旅行会社でも手数料を支払えば代行してくれるが、平素の業務であまり取扱っていないところでは不慣れなため時間がかかる上、手際よく査証取り付け出来得ないところも少なくない。~

**海外でビザを取る場合 [#t3d6ee1c]
国によっては、日本で取得するよりも、その国の隣国で取った方がはるかにスムースで、手数料も安い場合がある。これはどこの国にも当てはまるものではないので、事前の情報をしっかり得てから日程や隣国滞在期間を決めるべきだ。~
日本に大使館・領事館を持たない国ではビザ発給業務を他の国に代行してもらっている場合もある。代行していない国では、在外公館のある国へ行ってビザ取得をしてから入国しなくてはならない。~
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(クチコミ)~
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