スイス/ ツェルマット・ローヌの谷

シオン

ツェルマットから約50km、
人口2万5千人
6世紀に大司教が在籍したことから州都として栄えた。
シンボルとなっている2つの丘には町の歴史を伝える遺産が残っている。
一つは、12世紀に築かれたノートルダム・ヴァレール協会。この教会のパイプオルガンは演奏可能なものとしては世界最古といわれる。(1390年製作)。
毎年夏に古式オルガンフェスティバルが開かれ、中世の調べが町中に響き渡る。
もう一つの丘は、13世紀の司教の館跡が残されている。
要塞としての城壁を囲った造りは当時の司教の権力を物語っている。