モンテネグロ
ヘルツェグ・ノビ、Herceg Novi †
- クロアチアとの国境付近の町
- アドリア海からボカ・コトルスカ湾へ入る、玄関ともいえる重要な地にある。
- 温暖な気候で、日照時間が長く晴天の日が多いため、公園などには地中海性や亜熱帯性の植物が多く見られる。
- 旧市街は多数の要塞や城壁に囲まれている。
- 1979年の大震災で要塞の一部が崩壊し、修復されている。
- 旧市街徴は細く入り組んでいて、街全体に階段が多い。
見どころ †
- フォルテ・マーレ要塞;
ヘルツェグ・ノビの町の建設と同時に建設されたが、名前はベネチア共和国統治時代(1687−1797)にこの地を征服した統治者の名前。
今日見られる形は1883年、オーストリア帝国により再建されたもの。現在は野外舞台としても利用されている。
- 時計塔;
17−19世紀にできた旧市街への城門だった。
この時計塔をくぐって旧市街へ入る。
- サビナ修道院;
大小二つの聖母被昇天教会と、近くの高台に建つ小さな聖サバ教会とから成る。
サビナの名は聖サバに由来する。
小教会は15世紀の建立で、内部にフレスコ壁画が保存されている。
大教会は1777年から1799年にかけて建てられた。
修道院宝物室は一見の価値がある。
近郊 †
- イガロ
ヘルツェグ・ノビに隣接するトプラ湾の西北端の町。
世界的に有名な治療リハビリテーション・センターがある。
弱アルカリ性・放射性成分を含む鉱泉と海泥が混ざり合う場所。
神経症やリューマチ、婦人病の入浴治療として利用されている。
(参考資料:Montenegro Guide by Studio Strugar)