マルタ

カート・ラッツ Cart Ruts

石灰岩に刻まれた2本の轍がカートラッツと呼ばれるもの。
溝の深さや幅は若干異なるがほぼ75cmほど。平行する2本の線はほぼ同じサイズで、溝の中心からとなりの溝の中心までは130cm〜140cmになっている。
たくさんの荷車などが通って出来た轍のようにも見えるが、この時代にはまだ車輪が発明されていないので、謎になっている。
マルタにはこのカートラッツが島の所々に残っている。
特に顕著なところは、クラパムジャンクションと呼ばれる場所で、カートラッツが直角に交差したり、鉄道のように二股に分岐しているところもある。この近くには洞窟もある。

アクセス

いずれのカート・ラッツへもバスを下車してから10〜15分歩く。
時間がない場合にはタクシーを利用するかツアーに参加した方がいい。



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