ハンガリー

ショプロン Sopron

ハンガリー西部、オーストリア国境まで約6kmに位置する中世の小都市。ヨーロッパを南北に縦断する「琥珀街道」の要衝の地として栄えた歴史を持つ。オスマン・トルコ軍の襲撃を免れた数少ない町のひとつであり、歴史的建造物が数多く残されている。
高さ61mの火の見塔はショプロンのシンボル。階段を上れば旧市街の街並みが見渡せる。中央広場 Fo ter には、ゴシック様式の天井とバロック様式の装飾が美しいベネディクト派の山羊教会 Kecske templom がある。またシュトルノー邸 Storno-haz は国内で最も来館者数が多い博物館で、シュトルノー家が収集した膨大な美術・骨董のコレクションが公開されている。
また、郊外のフェルトゥーラーコシュには洞窟状になった石切り場があり、劇場として使われることもある。