モスクワ・近郊
セルギエフ・パッサード(旧ザゴルスク) Sergiev Posad(Ex.Zagorsk); †
- モスクワから北東に約70km、「黄金の環」の中で最もモスクワに近く、日帰り圏内に位置する宗教都市。
- マトリョーシカなどの民芸品の産地としても知られる。
- 中心に建つ「トロイツェ・セルギエフ大修道院」は1993年、世界遺産に認定されている。
- 15〜16世紀に建てられたトロイツ教会やドゥホフスカヤ教会、ウスペンスキー教会などが高さ約12mの城壁に囲まれた教会群となっており、それぞれ異なる建築様式が見事な調和をみせている。
- 現在もロシア正教の一大聖地として信者たちの参詣が続いている。
- なかでも「トロイツェ・セルギエフ大修道院」の顔といえるのが「ウスペンスキー大聖堂」。
- イワン雷帝の命により16世紀に完成したもので、玉ねぎ型をした青や金色のドームが目印。
- モスクワのクレムリンにある同名の大聖堂を模して造られた。
- 「トロイツキー聖堂」はロシアを代表するイコン画家、アンドレイ・ルブリョフのイコンが残る15世紀の聖堂。(TAkj)