[[中国/遼寧省]]

*桓仁（かんじん/ huan-ren /フアンレン） [#l0d692d0]
#ref(cn-ryonei-kanjin-face.jpg,,,,,,34%)~

-高句麗を建国し最初に都を定めた地。~
-その都が置かれていたのが卒本城、現在の五女山山城。~
-桓仁は正式には桓仁満族自治県で遼寧省本渓市に属す。（中国は県の上が市）~
-人口は約30万人、~
-主要な民族は漢族、満族、朝鮮族、回族など。~
-桓仁満族自治県（通称：桓仁県）は9鎮、4郷から成っている。~
--鎮：~
桓仁鎮、二棚甸子鎮、五里甸子鎮、八里甸子鎮、沙尖子鎮、木盂子鎮、普楽堡鎮（普楽堡朝鮮族鎮）、華来鎮、古城鎮 ~
--郷：~
雅河朝鮮族郷、北甸子郷、向陽郷、黒溝郷~

***五女山山城 [#o1f5359c]
-五女山城は、桓仁県の県城（県政府の所在地）から東北に8.5km行った所にある。~
-山の標高は、約800mで、周りは切り立った岩壁である。~
-山城を囲む、全長4754mの城壁は、その88％の4189mが、山の尾根や絶壁を利用して作られている。~
-城の東、南、西の3方向には、それぞれ城門が建てられていた。~
今までの発掘によって、山城の3カ所で、宮殿、倉庫、祭祀場所の大規模な建築遺跡が見つかっている。~
-城の中心部には、長さ12m、幅5m、深さ1.1〜2mの貯水池があり、生活用水のために、山の水が蓄えられていた。~
-また多くの半地穴式兵営や、歩哨所などの軍事施設の遺跡も発掘されている。~
山上部分には、望台、貯水池、大型建築跡、兵営式建築群跡などがあり、その他、新石器後期、春秋戦国、前漢、後漢、魏晋、遼金など五期にわたる文化遺跡があり、陶器、石器、磁器、銅器、鉄など1000点あまりの文物が発見された。~
-五女山城は、中国北方民族の伝統的な山城建築の要素を受け継ぎながら、使う材料や、配置、築城には、高句麗独特の先進的な技術が用いられている。~
-石を楔形に加工し、大きい端を外側、小さい端を内側にして積み上げ、内側からはさらに細長い石で何重にも押さえ、外への張力を減らして崩れないようにしている。~
-城壁の上には、防御の機能を強めるために「女墻」と呼ばれる、凹凸の形をした壁が作られている。この建築形式は、東北アジア諸国や各民族の山城建築の発展に大きな影響を与え、後に日本へも伝わった。~

~
~
~
~
~
~
~
~
~
----~
- pg9eqG  <a href="http://tdaidtfvbqxu.com/">tdaidtfvbqxu</a>, [url=http://hkeehcbfpjkh.com/]hkeehcbfpjkh[/url], [link=http://wcrwoyobwhex.com/]wcrwoyobwhex[/link], http://btpuflfrqxeh.com/ -- [[awuslgxp]] &new{2010-03-11 (木) 04:30:29};
- gcVcGp  <a href="http://bkqyqqyemzar.com/">bkqyqqyemzar</a>, [url=http://gndhtifapxpq.com/]gndhtifapxpq[/url], [link=http://kflritbdqovn.com/]kflritbdqovn[/link], http://tybufrgswokw.com/ -- [[fcnukkpu]] &new{2010-03-16 (火) 15:02:29};

#comment( {[above], [nodate], [noname]} )