フランス/パリ近郊・イル・ド・フランス/ヴォール・ヴィコントのバックアップ(No.3)

ヴォール・ヴィコント Vaux-le-Vicomte †

ベルサイユ宮殿のモデルとなった名宮殿
パリから南東約50km。フォンテーヌブローに森の手前にある豪華な城。
17世紀の財務長官ニコラ・フーケが才能ある芸術家を起用し、贅を尽くして建てられた。
壮大や石造りの城館の設計はル・ヴォー、室内装飾や絵画はル・ブラン、整然としたフランス式庭園はル・ノートルによる。
1661年、フーケはこの城にルイ14世を招き大宴会を開いた。ところがルイ14世は豪華な城に嫉妬し、コルベールにより失脚、公金横領のかどで投獄されることとなった。
この話はデュマの「鉄火面」にも書かれ、語り草となっている。
後にルイ14世はこの城を手がけたスタッフを集め、ヴェルサイユ宮殿を建設することとなった。
夏期の土曜夜には、城館がライトアップされ、庭園にロウソクがともされる。Qkbt

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