トルコ
アンタルヤ Antalya †
- 人口約60万人、アンタルヤ湾に面したトルコの地中海岸で最も大きく、最も早く開けたリゾートタウンである。
- キプロス、クレタ、エジプトを結ぶ船の寄港地でもあり、町にはオレンジが香り、ヤシ並木が繁る。
- レストランやホテル、ナイトライフも充実して活気に満ち、特にシーズン中は、夜通しで人が溢れる。
- 町の歴史は古く、古代ローマ帝国からオスマン帝国時代を通じ、アスペンドス、スイデ、テルメッソス、オリンボスなどを含む周辺地域の中核都市であった。
- ハドリアヌス帝によるローマ帝国支配下の130年に建てられたハドリアヌス門が、今も華麗な姿をとどめている。
- 1207年にはコンヤを首都とするセルジュク朝に支配され、アンタルヤと呼ばれるようになる。イヴリ ミナーレは当時のもので、町のランドマークとして存在している。1391年にオスマン帝国の町となった。
- 観光の中心は、港とカレイチと呼ばれる歴史的な区域で、狭い道に小さなホテル、レストラン、商店が軒を連ね、ローマ、オスマン帝国の名残を感じさせる。
- アンタルヤ博物館にはアスペンドス、ペルゲなどから発掘された出土品や地域の生活を伝える民俗・工芸品などが展示され、トルコでも有数の博物館の1つに数えられている。
- アンタルヤ郊外には滝が多く、なかでも東へ車で約30分のデュデン川のクルシュンル滝とデュデン滝は周辺が公園になっていて、涼を求めピクニックに訪れる人が多い。滝はララ海岸で地中海に落ち込み、海上から滝を見るツアーボートも出ている。
さらに東にあるマナヴ方ットの滝も有名。gto
アクセス †
- 空路:
イスタンブールから直行便。4〜6便 1時間10分
- バス:
イスタンブールから12時間、アンカラから9時間
空港 †
アンタルヤ空港 Antalya International Airport(AYT)
市街からアランヤハイウェイを東へ約10km。
見どころ †
- イヴリ・ミナーレ
- ハドリアヌス門
- 考古学博物館
- カラアリオール公園
近郊の遺跡 †
山間の堅固な城塞都市遺跡、
- テルメッソス:
北西約34km。好戦的といわれたテルメッソス人が築いた城塞は、アレキサンダー大王によるBC333年の攻略を妨げた。遺跡は手付かずのまま山中に眠る。険しい山腹の岩棚に築かれた劇場は壮観で、駐車場から徒歩約1時間30分で、劇場や洛場、アゴラ、岩窟墓、家型石棺など主要部分が見学できる。
- ペルゲ Perge
東へ15kmのアクスから北へ2km。この地域で最も繁栄したといわれる古代都市遺跡
パンフイリアと呼ばれた沃野で、BC800年のヒツタイト帝国の集落に始まる町が築かれた所。
ゲート横の長円形の競技場は2世紀のもので、半円形の塔が対になったヘレニスティツク.ゲートの内側には、歴代のローマ皇帝像が飾られたペルゲを象徴する建物がある。
野外劇場は現在閉鎖されている。
- アスペンドス Aspendos
東約47kmにあるローマ時代の遺跡。ギリシャ人が築いた町はアレキサンター大王によって破壊されたが、ローマ帝国によって再建され、現在も原型をとどめる野外劇場は、国際オペラ&バレエフェスティバルの会場として使われている。
- シデ Side
小さな半島にできた古代都市で、リゾートタウンとして観光客が多い町。
アゴラ、劇場跡、アポロン神殿やオリンボス山から水を引いた水道橋などが見られる。
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