スペイン/マドリッド周辺、スペイン中央部
セゴビア Segovia (カスティーリャ・イ・レオン地方) †
#ref(): File not found: "es-Segovia-face.jpg" at page "スペイン/マドリッド周辺、スペイン中央部/セゴビア"
- マドリッドの北西95km、アビラから67km、
- 人口約6万人
- 高さ29mの大水道橋とディズニーの「白雪姫」のモデルとなった城「アルカサル」の町。セルティベロ人が住んでいた町をBC80年にローマ人が破壊し、新たに町を建設した。イスラム時代はさほど繁栄しなかったが、キリスト教徒の町となってから、特に12世紀から羊毛と毛織物の町として栄えた。ロマネスク様式の建物はこの時代のもの。
- 町の中心の広場はアソゲホ広場を横切っているように大水道橋がそびえる。セメントや漆喰などの接着剤のない時代に石を積み上げて作られたこの大建造物に中世のキリスト教徒たちは驚嘆したと言う。アソゲホ広場のある窪んだところの両側は高台になっていて、北側が旧市街地で、カテドラルやサン・セバスティアン教会、アルカサル城などがある地区となっている。
アクセス †
マドリッド/アトーチャ駅から列車で2時間、1時間ごと。
主な見どころ †
- ローマ水道橋
橋の長さ818m、いちばん高いところで29m、アーチの数合計167個
古代ローマ人が居住したときに17km離れたフリオ川から水を供給するために作られたもの。
1072年トレドのアラブ族のアル・マ・ムンによる破壊で、現在アーチの数は36個少なくなっている。
1884年まで水を通してセゴビアの町に給水していた。1928年に同じところに水道管を敷設して間接的にではあるが今なお健在である。
- アルカサル Alcazar
市の西端の岩山の上にある。13世紀初めに築かれ、1570年までは王室の居城として代々王たちによって増改築された。その後は18世紀まで一部が牢獄として使われていた。1862年火災で焼失し、1882年再建が始まり、1940年に火災以前の姿に戻った。
- カテドラル Cetedral
1525年に着工し、1768年に完成。スペイン最後のゴシック建築と言われる。数々の塔に飾られた大きな建物。
- サン・ミリヤン教会
12世紀初頭のロマネスク様式。モサベラの塔がある。
- ラ・ベラ・クルス教会
12角形の珍しい教会。町外れの野原の真中にある。
- サン・エステバン教会
12世紀のロマネスク教会。高さ53mの塔はスペインでも美しい鐘楼の一つとなっている。
名物料理 †
「仔豚の丸焼き」
かなり油濃いもの、
一匹丸ごと出てくるので、数人で食べないと食べきれない。